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USB Type-Cケーブルに新しい「ケーブル電力定格ロゴ」が登場 ケーブル用のUSB4ロゴも更新
USB Power Delivery 3.1のリリースに合わせて、USB-IF(USB規格の管理団体)が認証済みUSB Type-Cケーブルに対する新しいロゴ規格を発表した。これに合わせて、認証済みUSB4ケーブルのロゴ規格も改定される。
USB Implementers Forum(USB-IF)は9月30日(米国東部夏時間)、USB-IFの認証を受けたUSB Type-Cケーブル向けの新しい「ケーブル電力定格ロゴ」を発表した。合わせて、認証を受けたUSB4ケーブルに付与するロゴも一新される。
新しいロゴ規格は、電源供給の新規格「USB Power Delivery Revision 3.1(USB PD 3.1)」の策定に合わせて、従来は「スピード」と「給電能力」で異なっていたロゴデザインを統一する目的で作成された。
新ロゴでは、ケーブルが許容する「最大通信速度」と「最大給電能力」のいずれか、あるいは両方を同じデザインで表記する。両方を表記する場合は、上に最大通信速度、下に最大給電能力を並べる。
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現時点において、最大通信速度は20Gbpsまたは40Gbps、最大給電能力は60Wまたは240Wが規定されている。
なお、新しいロゴ規格は、あくまでもUSB-IFの認証を受けたUSB4/USB PD 3.1ケーブルに適用される。認証を受けていないケーブルには印刷できない。
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