DellがAlienwareブランドの最新ゲーミングPCと周辺機器を一挙発表　ゲーミングに関する「コンセプト」も：CES 2022（2/3 ページ）

Alienware Tri-mode Wireless Gaming Headset 920H

　「Alienware Tri-mode Wireless Gaming Headset 920H（AW920H）」は、有線接続（3.5mmジャック経由）、USBドングル経由の無線接続、Bluetooth 5.2の“3モード”で接続できるゲーミングヘッドセットだ。4月19日（一部の国／地域では4月9日）の発売を予定しており、米国における想定販売価格は199.99ドル（約2万3200円）となる。

　ヘッドフォン部分のドライバーは直径40mmで、ハイレゾ音声の再生にも対応している（※1）。Dolby Atmosによるサラウンド再生やアクティブノイズキャンセリングもサポートする。バッテリー駆動時の最長連続稼働時間はUSBドングル利用時で約30時間、Bluetooth接続時で約55時間だ（※2）。バッテリーは内蔵式で、USB Type-Cケーブル経由で充電する。

（※1）USB Type-Cドングル経由の再生時
（※2）LEDを消灯し、ボリュームを50％とした場合の最長値

　マイクは本体に内蔵されたものに加えて、着脱式のブームマイクも利用できる。いずれのマイクもAIベースのノイズ抑制機能を利用可能だ。

Alienware Tri-mode Wireless Gaming Mouse 720M

　「Alienware Tri-mode Wireless Gaming Mouse 720M（AW720M）」は、USB Type-Cケーブルによる有線接続、USBドングル経由の無線接続、Bluetooth 5.1の“3モード”で接続できるゲーミングマウスで、ホワイトとブラックの2色から選べる。4月19日（一部の国／地域では4月9日）の発売を予定しており、米国における想定販売価格は149.99ドル（約1万7400円）となる。

　ゲームプレイ時のポーリングレートは1000Hz超（Bluetooth接続時を除く）で、センサーの最大感度は2万6000DPI、最大トラッキング速度は650IPSとなる。

　バッテリー駆動時の最長稼働時間はUSBドングル利用時で約140時間、Bluetooth接続時で約420時間となる。バッテリーは内蔵式で、USB Type-Cケーブル経由で充電可能だ。

Alienware 34 QD-OLED Gaming Display

　「Alienware 34 QD-OLED Gaming Display（AW3432DW）」は、その名の通りQD-OLED（量子ドット有機ELディスプレイ）を搭載した34.18型曲面ゲーミングディスプレイだ。国／地域によって3月2日、3月29日、4月5日の3段階で発売される予定となっており、想定販売価格は発売が近くなったタイミングで改めて告知するという。

　パネルの解像度は3400×1400ピクセル（曲面率は1800R）で、最高リフレッシュレートは100Hz（HDMI 2.0入力時）または175Hz（DisplayPort 1.4入力時）、応答速度（Grey to Grey）は0.1ミリ秒となる。表示同期技術は、NVIDIAの「G-SYNC ULTIMATE」を利用可能だ。sRGBの色域を149％、DCI-P3の色域を99.3％カバーしており、「DisplayHDR 400 True Black」に準拠するHDR（ハイダイナミックレンジ）表示にも対応する。

　ポート類は、HDMI 2.0入力×2、DisplayPort 1.4入力×2、USB 3.0 Type-B端子×1（アップストリーム）、USB 3.0 Type-A端子×2、オーディオ出力端子とヘッドフォン出力端子を備えている。