運動不足を可視化! このままではマズイと思わせてくれるスマートウォッチ「Amazfit GTR 3 Pro」で迎える旧正月(4/4 ページ)
スマートウォッチの選択肢も着実に増えている。スマートバンドからイヤフォンまで、豊富なバリエーションを有するAmazfitだが、ここでは最上位モデルに当たる「Amazfit GTR 3 Pro」を試した。
運動習慣がなく不安に感じている人にピッタリ
特にイチオシだと感じたのは、バッテリーのもちの良さだ。製品ページに「最大12日間駆動可能」と紹介されていたため、「1週間使えればいいかな」と考えていた。しかし、実際に使ってみたところ、12日目の朝に、バッテリー残量が5%となり、アプリ内に「充電してください」と表示された。心拍数を10分ごとにモニタリング、運動検出も高レベル、睡眠の自動検出、血中酸素自動モニタリングをオンにするなど、かなりバッテリーを消費する使い方をしていたのにだ。充電の煩わしさから解放されるのは何よりありがたい。
これなら、毎日、入浴時のみ充電し、それ以外は装着するという使い方が実現するだろう。ほぼ完璧なライフログが取得できるに違いない。
機能紹介で健康スコア「PAI」について触れたが、レビュー中に「100」を超えることはなかった。運動といっても、コンビニに行くだけで、たまにMeta Quest 2(旧Oculus Quest 2)でBeat Saberをやるだけ、といった生活なので予想内の結果だ。
キャッシュレス決済や定期券の代替といった機能は持たないが、普段気になるヘルスケアデータを分かりやすく見せてくれるAmazfit GTR 3 Proは、おうち時間が増えている昨今にフィットするモデルだ。
今回もこのように数値化されることで、自分がいかに運動不足なのかを思い知ることができたので、2022年は軽いウォーキングを日課にして100PAI越えを目指したいと思う。早く暖かい季節にならないかなあ。
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