モデルチェンジした「Hue ディマースイッチ」は何が変わった? 実際に使い比べて分かったこと:山口真弘のスマートスピーカー暮らし(1/3 ページ)
スマートスピーカーやその関連デバイスについて、試行錯誤を繰り返しつつ、機能をバリバリ使えるようになる(予定)までの過程を、時系列でお届けする本連載。今回はPhilipsのスマート照明「Hue」のオプション製品を試した。
Philipsのスマート照明「Hue」のオプションであるディマースイッチが、2021年にモデルチェンジを果たした。スマホやスマートスピーカーを経由せずに照明を直接オン/オフできるこのディマースイッチ、見た目はそう変わっていないように見えるが、具体的に何が変わったのだろうか。実機を購入したので、新旧モデルを比較して何が違うのか、旧製品のユーザーは買い替えの必要があるのかどうかをチェックした。
比較に使用した旧製品は筆者が2017年に購入したモデルだが、今回の新モデル登場直前まで販売されていたモデルと、仕様が全て同一かまでは確認できていない(途中で何らかのマイナーチェンジが行われている可能性もある)ので、その点はご了承いただきたい。
従来と同じくリモコン部+台座部という構成
従来のディマースイッチは、4つのボタンを備えたリモコンを、壁面取り付け用の台座部にマグネットで吸着させる構造だった。壁に貼り付けたまま操作してもよし、リモコン部を外して手元で操作してもよいというわけだ。
今回の新しいモデルでも、こうしたリモコン部+台座部という構成に変わりはない。普段は壁に付けて使い、就寝時は取り外して枕元に持っていくという使い方は、これまでと変わらず行える。
異なるのは、旧製品ではJIS規格のコンセントプレートと同じだった台座のサイズが、一回り大きくなったことだ。コンセントプレートとサイズが一致している必要は特にないので、大きな問題にはならないだろうが、新モデルに買い替えた場合、旧製品を貼り付けていたスペースに収まらずに困るといったことはあるかもしれない。
この台座は、スチール面に吸着させるためのマグネットが省かれるなど、取り付け方法の簡素化が図られている。もっともこのマグネットは「両面テープ」「ネジ止め」に続く第3の取り付け方法という位置付けだったので、多くのユーザーは問題にしないだろう。むしろ、これまでの取り付け方法の選択肢が多すぎた印象だ。
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