ASRockが第12世代Coreを搭載した手のひらサイズのベアボーンを発表
台湾ASRockは、第12世代Core(Alder Lake-P)を搭載する小型ベアボーンキット「NUC 1200 BOX」シリーズを発表した。
台湾ASRockは3月2日(現地時間)、第12世代Core(開発コード名:Alder Lake-P)を搭載する小型ベアボーンキット「NUC 1200 BOX」シリーズを発表した。日本における展開は未定となっている。ノートPC用のCPUを採用することで、高い性能を確保しながら本体サイズを小さく収めた。
CPUが異なる3モデルが用意される。具体的には、Core i7-1260Pを搭載する「NUC BOX-1260P」、Core i5-1240Pを搭載する「NUC BOX-1240P」、Core i3-1220Pを搭載する「NUC BOX-1220P」の3製品だ。GPUはCPU統合のIris Xe Graphics(NUC BOX-1220Pは、Intel UHD Graphics)だ。その他の仕様は3モデルとも共通となる。
メモリはDDR4-3200のSO-DIMMに対応する。メモリスロットを2基備えており、合計で64GB(32GB×2)まで搭載可能だ。ストレージはNVMe SSD(PCI Express 4.0)に対応するスロットを1基、SerialATAのインタフェースと、2.5インチベイを備える。無線通信機能はWi-Fi 6EとBluetooth 5.2に対応する。
外部との接続インタフェースは、DisplayPort出力に対応するUSB 3.2 Type-Cを2基、USB 3.2 Type-Aを3基、HDMI 2.0bを1基、DisplayPort 1.4aを1基、2.5GbE対応の有線LANを2基、ヘッドフォン/マイク端子を1基備える。
これらの端子をフル活用することで、最大で4画面への同時出力が可能になっている。本体の外形寸法は約110.0(幅)×117.5(奥行き)×47.85(高さ)mmで、重量は約1.0Kgだ。
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