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壁掛け対応スマートディスプレイ「Echo Show 15」を試して分かった際立つ個性:山口真弘のスマートスピーカー暮らし(5/5 ページ)
スマートスピーカーやその関連デバイスについて、試行錯誤を繰り返しつつ、機能をバリバリ使えるようになる(予定)までの過程を、時系列でお届けする本連載。セットアップ編に続き、使い込んで気がついたことを整理した。
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購入前に置き場所と使いたい機能のシミュレーションを
以上、Echo Show 15をざっと見てきたが、本製品の利点はやはり置き場所を取らないことだろう。筆者は作業用テーブルの上に「Google Nest Hub」を置くか、Echo Show 8を置くかの二者択一を迫られた結果、現在はEcho Show 8は使わなくなってしまっているのだが、本製品であればそうした置き場所の問題でお蔵入りになることもない。今回紹介した横向きだけではなく、縦向きでの設置も可能だ。
その一方で、壁に取り付けることによって、さまざまな融通がきかなくなるのもまた事実だ。もともとスマートディスプレイは、タッチ操作をするためにユーザーが自ら画面の前に行かなくてはいけない仕組みだが、本製品はそうした縛りがより強く、また本製品の多彩な機能の中には、そうした設置方法によっては使いづらくなる機能もある。こういった点は、従来のEcho Showシリーズとはかなり性格の違いを感じる。
そのため本製品の購入を考えている人は、自宅内のどこに置くのか、それは家族全員が立ち止まって話し掛けやすい場所なのか、使いたいと思っていた機能を使うのに支障はないか、行き当たりばったりではなく、事前にシミュレーションしておきたいところだ。それさえ怠らなければ、使い方に工夫しがいのある製品として十分にお勧めできる。
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