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「LIFEBOOK UH Keyboard」のファームウェアに更新 Fnキーに関する問題を修正macOS向け更新プログラムは後日

 富士通クライアントコンピューティング(FCCL)は4月22日、クラウドファンディングを通して販売した「LIFEBOOK UH Keyboard」の新しいファームウェアを公開した。Windows 10(64bit版)/11を搭載するPC向けの更新プログラムはサポートサイトからダウンロードできる。サポートサイトには後日、Mac(macOS)向けの更新プログラムも公開される予定だ。


LIFEBOOK UH Keyboard(ガーネットレッド)

更新の内容

 LIFEBOOK UH Keyboardでは、Fnキーを使ったコンビネーション操作の一部に問題があることが報告されていた(参考リンク)。今回のファームウェア更新は、主にこの不具合を解消するために配信されたものだ。

 新しいファームウェアを適用すると、以下の通り動作の仕様が一部変更される。

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  • 入力モードを確認するためのコンビネーションキーの変更
    • 「Fn+Ctrlキー」から「Fn+Mキー」となる
  • Fn+F4キー(タッチパッドのオン/オフ)の挙動の変更
    • 従来はクリックボタンのオン/オフは非連動(常にオン)だったが、新ファームウェアを適用するとタッチパッドとクリックボタンが連動してオン/オフするようになる

 仕様変更を伴う更新となるため、サポートサイトで公開されているPDF形式の「補足情報」も更新されている。


更新内容

更新の手順(Windows 10/11の場合)

 ファームウェアの更新プログラム(自己解凍ファイル)をダウンロードしたら、以下の手順で適用する。ダウンロードや実行の際にセキュリティに関する警告が出ることもあるが、問題なくダウンロード/実行できるので安心してほしい。

  1. ダウンロードした自己解凍プログラムを実行(同じフォルダーに「Update.exe」が展開される)
  2. LIFEBOOK UH KeyboardをUSBケーブルでPCとつなぐ(スイッチがオフになっていることを確認)
  3. Update.exe(Update)を実行
  4. 警告を確認して「OK」をクリック
  5. 更新の完了を待つ(更新中はペアリングランプが順番に光る)
  6. 完了画面になったら「OK」を押して終了

ファームウェアの更新は「USBキーボードモード」で行う。キーボードの電源を切った上で、USBケーブルでPCとつなごう

更新中の画面。更新中、キーボードではペアリングランプが「1→2→3」の順番に点灯する

更新完了画面。USBキーボードとしてキー入力やタッチパッドなどが正常に動作するか確認しよう

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