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前レノボ/NECPC社長のデビット・ベネット氏、カナダのハードウェアスタートアップ「Tenstorrent」の最高顧客責任者に就任
6月3日付でレノボ・ジャパンとNECパーソナルコンピュータの社長を退任したデビット・ベネット氏が、カナダのハードウェアスタープアップ企業の最高顧客責任者(CCO)に就任することが分かった。同氏の経験が開発者と顧客とのコミュニティを構築する上で役立つと判断したようだ。
カナダTenstorrent(テンストレント)は6月6日(米国東部時間)、デビット・ベネット氏を最高顧客責任者(CCO)として迎え入れたことを発表した。同氏はレノボ・ジャパンとNECパーソナルコンピュータ(NECPC)の社長を務めていたが、6月3日付で退任している。
- →社長交代のお知らせ(レノボ・ジャパン)
Tenstorrentは、カナダのトロントに本社を構えるハードウェアスタートアップ企業で、主な製品としてAI(人工知能)処理に特化したPCI Expressカード「Grayskull」、クラウド経由で同社のAIハードウェアを利用できる「DevCloud」を提供している。同社では米テキサス州、米カリフォルニア州、セルビアのベオグラードとインドのバンガロールにオフィスを開設するなど事業を拡大しており、ベネット氏は同社にとって「もっともエキサイティングな時期に」CCOとして事業に加わることになる。
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