Xbox Game Studiosとコジマプロダクションが提携 Flight Simulatorの40周年記念版も――Microsoftが「Xbox & Bethesda Games Showcase 2022」を開催
Microsoftは6月12日(米国太平洋夏時間)、ゲームイベント「Xbox&Bethesda Games Showcase 2022」において、小島秀夫氏が代表を務める「コジマプロダクション」(東京都港区)とXbox Game Studiosとの提携や、「Microsoft Flight Simulator」の40周年記念エディションの発売などを発表した。
小島プロダクションとの提携
コジマプロダクションとの提携について、今回の発表ではゲームの内容など、具体的な内容には触れられていない。動画に登場した小島氏は「ずっと作りたかったゲームがあります。それは誰も体験したことも見たこともない全く新しいものです。それが作れる日が来るのをずっと待っていました」とコメント。「少し時間は掛かるかもしれない」としつつ、最後には「ご期待ください」という言葉で締めくくった。
なお、コジマプロダクションはソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)とも提携を結んでいるが、コジマプロダクションのツイートによると「非常に良いパートナーシップを継続」するという。
Microsoft Flight Simulator 40th Anniversary Edition
「Microsoft Flight Simulator 40th Anniversary Edition」は、その名の通り「Microsoft Flight Simulator」のリリース40周年を記念して開発された拡張パックで、11月に公開される予定となっている。2020年にリリースされたゲームを既に持っている人(Xbox Game Pass版やXbox Cloud Gaming版を含む)であれば、無料で利用できるという。
この拡張パックの開発に当たって、Microsoftはスミソニアン航空宇宙博物館と提携し、無着陸での太平洋横断に成功した「スピリット オブ セントルイス号」を初めてゲーム内で再現することを発表している。その他、サードパーティー開発者との協力を得て「エアバスA310」などを再現しているという。
Haloシリーズとのコラボレーションも
Microsoft Flight Simulatorでは、343 Industoriesが開発しXbox Game Studiosが発売する「Haloシリーズ」とのコラボレーションも行われる。その一環として、Haloシリーズの最新作「Halo Infinite」に登場する架空の航空機「Pelican」が、6月12日(米国太平洋夏時間)から無料のアドオンとして利用できるようになった。ゲーム内のマーケットプレイスにおいて無料で入手できる。
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