ニュース

16型で約1.49kg~の第12世代Core搭載クリエイター向けノートPC「DAIV 6」がマウスコンピューターからボディーサイズは4モデル共通(1/2 ページ)

マウスコンピューターは、クリエイター向けをうたった16型ノートPC「DAIV 6」シリーズを発表した。7月7日から順次販売が開始される。

 マウスコンピューターは7月7日、クリエイター向けをうたう16型ノートPC「DAIV 6」シリーズ全4モデルを発表、同日から順次販売を開始する(下位2モデルは7月下旬予定)。4モデルとも、最新の第12世代Core i9/i7プロセッサを搭載しつつ、重量は約1.49kg~約1.65kgと、持ち運びやすさとパワフルな仕様を両立させているのが特徴だ。


Core i9-12900H搭載の最上位モデル「DAIV 6H」

4モデルの主なスペック

DAIVシリーズの新たなスタートラインとなるモデル

 2016年にクリエイター向けPCとして誕生したDAIVシリーズだが、2004年にスタートしたゲーミングPC「G-Tune」で培ったノウハウを投入することで、高いグラフィックス性能を備えたPCとして歩みを進めた。

 ただ、ゲーマーと異なり、クリエイターは高い性能はもちろん、正確な色表現や広い作業領域、どこにでも持ち運べる携帯性を必要としたため、それらの要求に応えるモデルを展開してきた。

advertisement

 しかし、ボディーの大きさやバッテリーの駆動時間、ACアダプターや電源ケーブルを含めた重量などで、高い性能と持ち運びやすさの適正なバランスがなかなか取れないという課題が残っていた。

 そういったもの解決しつつ、最新のテクノロジーを導入したのが、このDAIV 6シリーズであり、今後のDAIVシリーズの新たなスタートラインとなるモデルという位置付けだ。


広い画面サイズを維持しつつ、携帯性を重視したモデルを投入し続けることで、2021年にはついに1kgを切る「DAIV 4P」を投入した

一方で高い性能を備えたモデルも継続しているが、バッテリー駆動時間の短さやACアダプターのサイズなどの課題が残った

従来モデルの特徴を生かしつつ、携帯性とのバランスを一段高めたのが、DAIV 6シリーズの基本コンセプトだ

従来モデルの「DAIV 5N」に採用されていたACアダプター(右)に比べ、DAIV 6HのACアダプター(左)は出力が180Wにアップしながら小型かつ軽量になった

オプション(+770円)で3ピンのショートタイプのケーブルが選べるようになったのもポイントだ。このショートケーブル込みのACアダプターの重量は、DAIV 5Nに比べて約500gも軽くなったという

全4モデルとも共通のボディーを採用

 アスペクト比16:10となる2560×1600ピクセル表示かつDolby Vision対応の非光沢16型液晶ディスプレイを搭載し、マグネシウム合金製の軽量ボディーを採用する。

 ボディーサイズは4モデル共通で、約353.7(幅)×245.3(奥行き)×18.5(高さ)mmとなる。インタフェースも豊富で、新旧バランスの取れた構成だ。


16型液晶ディスプレイは、2560×1600ピクセルと高解像度をサポートする

Dolby VisionとDolby Atmosをサポートしており、対応コンテンツなら色鮮やかな表示で迫力あるサウンドを楽しめる

Dolby Accessの設定画面。Dolby Atmosの効果を設定する

こちらはDolby Visionの設定画面

前面は液晶ディスプレイを開きやすいように溝がある

背面はフラットで、液晶ディスプレイを開くと排気口が現れる

左側面にUSB 3.1 Type-C端子(USB Power Delivery/DisplayPort Alternative Mode対応)、USB 3.0 Type-A端子、UHS-I対応SDメモリカードスロット、3.5mmのヘッドフォン/マイクコンボ端子がある

右側面にThunderbolt 4(USB Type-C)、USB 3.0 Type-A端子、HDMI出力端子、AC電源端子が並ぶ

マグネシウム合金製のボディーを採用し、天面部分の光沢は抑えられ指紋も目立ちにくい

外部ディスプレイも4K(3840×2160ピクセル)で3画面の出力に対応する

 続いて、各モデルごとに異なる内部スペックを見ていこう。

       | 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.