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「秀丸エディタ Ver9.16」リリース スペルチェック用アドインを標準搭載に
サイトー企画のテキストエディタ「秀丸エディタ」に最新バージョンが登場した。従来は別途インストールが必要だった英文スペルチェックアドインを標準搭載した他、複数の仕様変更が行われている。
サイトー企画は7月7日、Windows向けテキストエディタ「秀丸エディタ」の最新版(バージョン9.16)をリリースした。新バージョンでは、別途ダウンロード/インストールが必要だった「秀丸スペルチェックアドイン」を標準で付属している。
新バージョンで標準搭載されたスペルチェックアドインは、秀丸エディタに英文のスペルチェック機能を追加する機能だ。元々はGNUライセンスのフリースペルチェッカー「GNU Aspell」を利用していたが、2022年2月にリリースされたアドイン(バージョン2.0)以降では、Windows 10以降のOSと組み合わせた場合にWindows標準の「Windows標準スペルチェックエンジン」を利用するようになった。
今回、スペルチェックアドインをソフトウェア本体に標準搭載するようになったことで、インストールの手間なく使えるようになった。
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この他、新バージョンでは「文字/小文字の変換」「半角/全角変換」「コマンド一覧」の各コマンドを任意のキーに割り当てられるようになった他、「カーソル上(折り返し無視)」「カーソル下(折り返し無視)」コマンドも新たに追加されている。加えて、「コマンド一覧」を検索で絞り込む仕様に変更している。
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