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有機ELにド派手な見た目で11万円切り! 「ASUS Vivobook 13 Slate OLED Philip Colbert Edition」を試す(1/3 ページ)

ASUS JAPANの有機EL採用「お手頃価格」モデル「Vivobook 13 Slate OLED」(TK3300KAシリーズ)に、著名アーティストとのコラボモデルが登場した。実機を細かくチェックしていこう。

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 これまたユニークで、楽しいモデルがASUS JAPANから登場した。

 13.3型の2in1 PC「ASUS Vivobook 13 Slate OLED」シリーズに、世界的なアーティストとコラボした「ASUS Vivobook 13 Slate OLED Philip Colbert Edition」(以下、Colbert Edition)と「ASUS Vivobook 13 Slate OLED Steven Harrington Edition」が発売された。

 どちらのモデルも、同社直販のASUS Store価格は税込み10万9800円となっている。今回はこの中からColbert Edition(T3300KA-LQPHPW)について見ていこう。なお、Colbert Editionは以前紹介した「Vivobook 13 Slate OLED」(TK3300KAシリーズ)とストレージやメモリ容量は異なるが、CPUや本体の仕様などは共通な部分もあるので、そちらの内容も参考にしてほしい。

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ASUS JAPANの13.3型2in1 PCがアーティストとコラボレーションした「ASUS Vivobook 13 Slate OLED Philip Colbert Edition」

世界的なアーティストとコラボしたモデル

 Colbert Editionでのコラボとなったフィリップ・コルバート氏は、1979年にスコットランドで生まれたアーティストだ。2018年には東京の銀座で個展を開いたこともあり、Colbert EditionのPC本体やパッケージなどにはコルバート氏の象徴である目玉焼きとロブスターが随所に取り込まれ、トラベルスタイラスペンホルダーにもなるロブスターのフィギュアも付属する。

 とにかくパッケージは奇抜でド派手、茶色や白/黒色といった一般的なPCの梱包材とは全く異なる製品だ。


PCのパッケージとは思えない外観。サイズも巨大だ

パッケージの内部もフィリップ・コルバート色にあふれている

付属品も豊富で、非常にカスタマイズのしがいがある

取り外しできるスタンドカバーは目玉焼きがプリントされている

キーボードカバーの裏面にもイラストがプリントされているのが分かる

こちらはもう1つのコラボモデル「Steven Harrington Edition」の付属品

CPUにPentium Silver N6000を採用 ファンレスで動作

 Colbert Editionに採用されているCPUはPentium Silver N6000だ。4コア4スレッドで、動作周波数は1.1GHz~3.3GHzで、TDPは6Wで済むためファンレスで動作する。

 搭載メモリは8GB(LPDDR4X-2933)固定で、外部GPUは搭載されておらず、グラフィックス機能はCPU内蔵のIntel UHD Graphicsを使用する。


CPU-Zの画面

GPU-Zの画面

 本製品のベースとなるTK3300KAシリーズが価格を抑えたモデルだけに、スペック上の派手さはない。ただ、ストレージの容量こそ上位モデル(T3300KA-LQ049W)の256GBと同じだが、eMMCからPCI Express 3.0 x2接続のSSDになることで体感速度は劇的に向上している。


CrystalDiskInfoによる結果

CrystalDiskMarkによるテスト結果

 CrystalDiskInfoによると、評価機に搭載されているストレージはウエスタンデジタルの「PC SN530 NVMe SSD」だった。カタログスペックではシーケンシャルリードが毎秒2400MB秒で、テスト結果もほぼ同じ値と実力通りの結果となった。

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