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「Windows 11 Build 25182」がDevチャネルに登場 カメラアプリがArm64にネイティブ対応

Windows 11 Insider ProgramのDevチャネルに、新しいビルド「25182」が公開された。このビルドではカメラアプリのArm64ネイティブ化が行われた他、Microsoft Storeアプリの検索機能に改善が加えられている。

 Microsoftは8月17日(米国太平洋夏時間)、Windows 11 Insider Programの「Devチャネル」参加者に対して「Windows 11 Build 25182」を公開した。本ビルドは不具合の修正が中心だが、カメラアプリとMicrosoft Storeに一部変更が加えられている。


Windows 11 Insider Program参加者に「Windows 11 Build 25182」が公開された

カメラアプリはArmネイティブ対応

 カメラアプリは「Arm64」へのネイティブ対応を果たした。これにより、ArmアーキテクチャのWindows 11搭載PCにおいて、同アプリのパフォーマンスが改善する。

 その他、一部のカメラ(Microsoft Modern Webcamなど)において、カメラのプライバシーシャッターの状態を取得できるようになった。これにより、カメラシャッターが閉まっている際にアプリが「開いてください」と警告を出せるようになった。

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一部のカメラでシャッターの状態を取得できるようになった

Microsoft Storeアプリは検索結果にスクリーンショットを表示

 Microsoft Storeアプリでは、アプリの検索結果にスクリーンショットが表示されるようになった。従来はアプリのアイコンのみを表示していなかったが、これによりアプリの内容を把握しやすくなる。

その他の変更点

 このビルドでは、主に以下の修正も行われている。

  • 残り容量の少ないストレージにWindows UpdateからDevチャネルのビルドをインストールしようとすると、エラーコードとして「0x80070001」(ダウンロードエラー)を返してくる問題の修正
  • 特定のゲームタイトルがグラフィックスカード(GPU)を“誤認識”し、フレームレートが低下してしまう問題の修正(参考記事
  • タスクバーの「オーバーフローフライアウト」(隠された常駐アイコンの表示)が画面の反対側に出てきてしまう問題の修正
  • タスクバーがオーバーフロー表示をするかどうかを判断するタイミングでExplorer.exeが強制終了してしまうことがある問題の修正
  • スタートメニューからアプリを起動できなくなることがある問題の修正
  • エクスプローラーのタイトルバーの左半分をドラッグしてもウィンドウを移動できないことがある問題の修正(一部のユーザーにおいて発生)
  • Windowsにログインすると、カメラのライトが点灯しなくなることがある問題の修正(ライト付きカメラを装着した場合に発生)

 また、新たな「既知の問題」として、特定のフォルダーを開こうとするとエクスプローラーが強制終了してしまう不具合が報告されている。この不具合は「Build 25179」以降のビルドに「Xbox Dev Kit」をインストールしている場合に発生するもので、現在解消に向けた作業を行っているという。

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