ド迫力の48型有機ELやユニークなゲーミングチェアなど発売前の新デバイスがめじろ押し:TGS2022レポート(1/3 ページ)
3年ぶりの全面リアル開催となった「東京ゲームショウ2022」。18日まで開かれる同イベントで、注目のブースをチェックした。
9月15日から開催されている「東京ゲームショウ2022」(以下、TGS2022)。ビジネスデイ初日についての模様は別記事として掲載しているが、そこで書き切れなかった見どころを紹介していきたい。
ビジネスデイ2日目(16日)は、初日よりも来場者が少ない様子だったが、それでもこれまでの経験から言うと混んでいる方だ。午後2時からは一般入場者が来場可能ということもあって、時間がたつに従って人も増えるといった状況だった。
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アイ・オー・データ機器は24.5型360Hz対応ディスプレイを参考出品
アイ・オー・データ機器のブースでは、これから発売される予定のディスプレイ2製品を展示していた。
展示されていたのは、27型でWQHD(2560×1440ピクセル)表示に対応し、リフレッシュレート165Hzのディスプレイ「LCD-GCQ271HX」と、24.5型でフルHD(1920×1080ピクセル)/リフレッシュレート360Hzのディスプレイ「LCD-GC251RXAB」の2モデルだ。
いずれも、同社初となる「Clear AIM」(黒挿入=モーションブラーリダクション)を採用しているのが特徴で、黒挿入技術を導入することにより画面がクッキリとし、残像が減るという効果がある。気になる発売日だが、いずれも「11月末には発売したい。遅くても年内には!」(担当者)とのことだった。
ちなみに同社は、サードウェーブの「GALLERIA」ブランドとの協業でディスプレイを発売しているためか、ブースに置かれていたのはゲーミングPCはGALLERIAシリーズだった。
うわさの大画面有機ELディスプレイがベンキュージャパンブースに
ベンキュージャパンのブースでは、同社が展開するゲーミングディスプレイブランド「ZOWIE」と「MOBIUZ」のモデルを中心に展示されていた。その中から、今後発売予定となっている3モデルを見ていこう。
展示の中でも目を引いていたのが、48型の4K有機ELディスプレイ「EX480UZ」だ。リフレッシュレートは120Hzで、応答速度はGtoGで0.1msとなる。
会場では「ELDEN RING」のデモプレイができるようになっていたが、引き締まった黒の表現や、キャラクターのモーションへの追従性などが素晴らしく、1度はこの大画面を家に設置してプレイしてみたいと思う人も多いだろう。年内には発売されるとのことだが、価格は20万円台になる見込みだという。
一方、27型でWQHD表示対応のIPS液晶ディスプレイ「EX270QM」も目に付いた。筆者は2022年になって自宅で使う液晶ディスプレイをフルHDからWQHDにスイッチしたが、画面の広さを体感してしまうともう2度とフルHD環境には戻れない。
ブース担当者とも話したが、やはりそのように感じている人は多いとのこと。明るめのIPS液晶でそれほど応答速度を求めていないライトゲーマーであれば、そろそろWQHDに買い換えてもよいと思う。
気になるもう1台は、ZOWIEブランドの「XL2566K」だ。フルHD表示に対応した24.5型モデル(TN液晶)で、同シリーズ初のリフレッシュレート360Hzをサポート、応答速度は0.5ms(GtoG)だ。こちらはプロゲーマーに向けてのディスプレイとなる。なお、いずれの製品も年内には発売される予定だという。
続いては、ゲーミングファニチャーを見ていこう。
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