レビュー

これがビジネスPCの最先端! 軽い/頑丈/高性能を体現した「HP Elite Dragonfly G3」を試す(2/4 ページ)

日本HPから、ハイブリットワークに最適化した軽量モバイルPC「HP Elite Dragonfly G3」が発売された。高い性能と充実の機能を備えたモデルをチェックした。

先進かつ実用的なインタフェースを用意 キーボードも打ちやすい

 薄型ながらインタフェースも豊富だ。両側面にThunderbolt 4(USB Type-C)端子を装備する。最大40Gbpsのデータ転送、ディスプレイ出力、充電端子とマルチな用途に利用できる。さらにHDMI出力端子、USB Type-A(USB 3.2 Gen.1)端子、microSDカードスロット、ヘッドフォン/マイク兼用端子も備える。

 キーボードはアイソレーションタイプだ。キーピッチは縦横ともに約18.7mmと十分な間隔を確保している。キーストロークは約1.3mmとこのクラスとしては標準的だ。キートップには凹みがあり、指を安定して置くことができる。スイッチも反発が強すぎず、タイピングの感触はとても良い。


キーボードはアイソレーションタイプで、キーピッチは縦横ともに約18.7mm、キーストロークは約1.3mmを確保する。タイピングの感触はとても良いが、カーソルキーがやや小さいことや電源ボタンがキーボード最上段にある点は好みが分かれそうだ

白色LEDのキーボードバックライトを内蔵している

前面。トップカバーに指がかかりやすく中央部分がへこんでおり、液晶ディスプレイの開閉も楽にできる

背面にはDragonflyのロゴをあしらっている。すっきりとしたデザインが印象的だ

右側面にヘッドフォン/マイク兼用端子、USB Type-C(Thunderbolt 4)、USB Type-A(USB 3.2 Gen 1)の各端子がある。両側面とも充電端子として利用できる

左側面の奥側からHDMI出力、nanoSIMカードスロット、Thunderbolt 4(USB Type-C)端子が並ぶ。WWAN機能ついては、eSIMも内蔵している

液晶ディスプレイは約180度まで開く

高い性能と優れた機能を備えた第3世代Intel Evoプラットフォーム準拠

 HP Elite Dragonfly G3は、Intelが最高の体験ができると認めるIntel Evoプラットフォーム(最新の第3版)の認定を受けている。

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 このIntel Evoプラットフォームの要件には、第12世代Coreプロセッサ、Thunderbolt 4、Wi-Fi 6E、Intel GNAによる音声ノイズキャンセリング機能、高解像度(フルHD以上)Webカメラの装備といったハードウェア要件に加えて、スリープからの1秒以内の復帰、約9時間以上の実動バッテリー時間、30分で4時間以上稼働できる急速充電といった体験要件があり、本製品もそれらを満たす。


パームレストに最新のIntel Evoプラットフォームに準拠していることを示すシールが貼られている

Windows 11のセキュリティをさらに強化する「Wolf Security for Business」も標準で導入されている

 次に、通信機能や液晶ディスプレイを見ていこう。

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