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厚さ約26.5mmの薄型デスクトップPCやRyzen 9とRadeon RX 6600MのミニPCも投入! MINSFORUMの新モデルを見てきた(3/3 ページ)

小型PCでおなじみの中国「MINISFORUM」が注目の新モデルを国内で展開する。日本で販売代理店を務めるリンクスインターナショナルが都内で行った発表会に行ってきた。

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ピザボックススタイルの小型PCも用意

 最後に紹介されたのは、Mac mini風のボディーを採用した「TH80」だ。厚さ約36mmの小型ピザボックススタイルのボディーに、8コア16スレッドのCore i7-11800HとCPU内蔵のGPUとなるIntel UHD Graphicsを装備する。OSはWindows 11 Proだ。

 ボディーサイズは約177.8(横)×182(奥行き)×36(厚さ)mm 、重量は約665gとなる。底面に取り付けるVESAマウントアダプターも付属しており、別途ディスプレイの背面やディスプレイアームなどに装着可能だ。

 発売は11月26日予定で、想定実売価格は9万6800円前後と10万円を切る。

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小型ピザボックススタイルの「TH80」

ボディーカラーはシルバーで統一されている

標準装備の32GBメモリ(DDR4)は最大64GB(32GB×2)まで換装可能だ

前面にUSB Type-C(DisplayPort Alternate Mode対応)端子やType-A端子、3.5mmオーディオ出力端子がある

背面に2.5GbE対応の有線LAN端子、HDMI出力端子、DisplayPort出力端子があり、最大3画面の出力をサポートする

TH80の主なスペック

今回発表された新モデルを含め、性能とGPU別にプロットしたグラフ

 発表会で登壇したリンクスインターナショナル 広報部 西田裕成氏は、「3年ぶりにリアル開催となったTGS2022でMINSFORUMのPCを展示したところ、“このサイズのゲーミングPCはこれまでなかった”、“この価格帯でこの性能が手に入るのは驚き”といった声を多くいただいた。従来のコンパクトなミニPCも強化しつつ、ゲーミング用途やクリエイティブシーンでも利用できるモデルを用意することで、さまざまなバリエーションが広がった」とし、「今後も豊富なラインアップをそろえるMINSFORUMのモデルを国内に展開していきたい」と抱負を語った。

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