人気のゲーミングマウスの上位モデルは確かに“上位”だった ロジクール「G502 X PLUS」を使って分かったこと(2/3 ページ)
ロジクールの人気ゲーミングマウス「G502シリーズ」の上位モデルとして「G502 Xシリーズ」が登場した。上位モデルには上位モデルらしいメリットはあるのだろうか。今回は、シリーズでも最上位に位置付けられる「G502 X PLUS」を実際に使ってみた率直な感想をつづっていこうと思う。
G502 X PLUSの“ボタン”を詳しくチェック
G502 Xシリーズでは、メインボタンのスイッチとして、高速かつ正確なクリックが可能なLogitechオリジナルの光学スイッチ「LIGHTFORCEスイッチ」を採用している。
LIGHTFORCEスイッチは光学スイッチながら、メカニカルスイッチと同様のクリック感を確保している。光学スイッチの軽量性と、メカニカルスイッチの確かなクリックを両立しているため、かなり快適に使える。
スクロールホイールはラチェットモードと超高速モードを切り替えられる。
スクロールホイールの引っかかりの有無は、非常に好みの分かれる要素である。ただ、ゲームをプレイする際はタイトルによって引っかかりがあった方がよい(≒不用意な操作を抑えられる)場合がある一方、ない方が有利(≒操作面で便利)な場合もある。シーンに合わせて引っかかりの有無を切り替えられるのは、非常に便利であることは間違いない。
なお、スクロールホイールはチルト(横倒し)にも対応している。チルトした操作は、後述するユーティリティーアプリでカスタマイズ可能だ。
G502シリーズでもおなじみのDPIシフトボタンは、G502 Xシリーズでも健在だ。
このボタンは押している間だけマウスのDPI(マウスポインターの移動度合い)を変更できるというものだ、一時的に精緻なマウス操作が求められるような場面で役に立つ。
先述の通り、G502 XシリーズのDPIシフトボタンは、向きを逆に付け替えたり、ブランクカバーに交換することで誤動作を防止したりもできる。
マウスの各ボタン(スクロールホイールのスクロール/チルト操作を含む)の機能は、ロジクールのユーティリティーアプリ「Logicool G HUB」からカスタマイズできる。
それぞれのボタンに本来とは別の機能を割り当てたり、キーボード操作やマクロを割り当てたりすることが可能だ。
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