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ライト内蔵の防犯ネットワークカメラ「Ring Spotlight Cam Plus」を設置してみた山口真弘のスマートスピーカー暮らし(2/3 ページ)

スマートスピーカーやその関連デバイスについて、試行錯誤を繰り返しつつ、機能をバリバリ使えるようになる(予定)までの過程を、時系列でお届けする連載。今回はRingの新製品「Ring Spotlight Cam Plus」を試してみた。

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セットアップと設置は間を空けて行うのがコツ

 セットアップ手順は一般的なネットワークカメラと同じで、特に本製品ならではという特殊な設定項目はない。ただし、RingのアカウントはAmazonのアカウントとは別に用意する必要があり、2段階認証の設定を併せて行うため、時間はかなり掛かる。ちょっとしたすきま時間を見つけてセットアップを完了させるつもりがなかなか終わらず、数十分かかることは容易に起こり得るので気をつけたい。


まずはRingアプリをダウンロードし、Ringアカウントの作成を行う(左)。2段階認証の設定は必須だ(中央)。さらにAmazonアカウントと連携させ、同時にRingのスキルを有効にする(右)

デバイス一覧からセキュリティカメラを選ぶ(左)。QRコードをスキャンして認識させ(中央)、場所のセットアップを行う(右)

カメラに名前を付けて(左)、電力の供給方法を選択する。今回はバッテリーを選択した(中央)。バッテリーは別途充電しておく(右)

本体下部のカバーを取り外してバッテリーを取り付け、再度カバーを取り付ける(左)。スマホを本体に近づけてBluetoothでWi-Fi設定を行う(中央)。以上で設定は完了だ。この後に設置のプロセスが案内されるが、いったんここで中断してよいだろう(右)

 またセットアップが完了した後に、ドリルやドライバーといった工具を用い、機材を壁面に取り付ける手順がアプリ上で案内される。これらの作業はまとめて行うに越したことはないのだが、まだ実際に使っていないカメラをいきなり自宅壁面に固定するのはかなりリスクもある。ドアベルのように取り付け位置が決まっているわけではないのでなおさらだ。

 そのため、本体のセットアップが完了してから、しばらく室内に置いてアプリからの見え方や基本的な操作方法をチェックしてから屋外へと持ち出し、設置するのが望ましい。カメラがスマホアプリから見られるようになるところまでが当日、設置は翌日ないしは翌々日といった具合に、日を空けて行うことをおすすめする。

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付属品一覧。壁面固定のためのネジや固定ネジがセットになっている

スタンドからプレートを取り外す

まずはプレートをネジ止めする

続いてカメラを上から下にスライドさせてはめ込む

さらに安全ネジを締めてカメラを固定する

これで設置完了だ。後は向きを決めるとよい

下方向に傾けたところ。ちなみに、スタンドの位置を付け替えて天井への取り付けも可能だ

上方向に向けたところ。防犯カメラという性格上、あまり上を向ける機会はないだろうが、可動範囲は広い

左右方向も可動範囲は広い

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