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ポータブルゲーミングPCの即売会も行われたというハイビーム「ポータブルゲーミングPCフェス」に行ってきた継続的な開催にも期待(4/4 ページ)

中国の新興メーカーを中心に熱を帯びつつある「ポータブルゲーミングPC」市場。しかし、矢継ぎ早に新製品が出ることもあって「どんな製品があるのか分からない」という声もある。それを受けて、ハイビームがポータブルゲーミングPCを体験できる「ポータブルゲーミングPCフェス」というイベントを開催した。その模様をお伝えする。

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展示即売会も同時開催

 リアル会場では、発売されたばかりのONEXPLAYER 2のほか、「ONEXPLAYER mini PRO Ryzen版」と「AOKZOE A1」の展示即売会も開催された。

 特に、ONEXPLAYER 2は「ここまで安くするのか!」と驚くほどの値引き販売がされており、筆者はクレジットカードを取り出して買いたいという衝動を抑えるのが大変だった。


これ以上ないのではないかという割引価格で、数種類のポータブルゲーミングPCが販売されていた

 ただし、安いといっても税込みで10万円超である。「この場で即決する人はいるのだろうか……?」と思っていたところ、イベント進行中に購入したという人が現れた。イラストレーター/デザイナーで、同人誌なども手がける走馬エリィさんだ。

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 相馬さんは、購入に至った理由をこう話す。

 「今までPCゲームをプレイするときには、デスク前に固定されていたが、これなら子どもがYouTubeなどの動画を見ている隣でゲームすることができる。子どもが話しかけたいと思ったときにも、すぐに応えられる。

 また、(ONEXPLAYER 2は)タブレットスタイルやノートPCスタイルにもなるので、液タブから離れて、どこでも仕事をすることがかなう。デスクから解き放たれる、自由を味わいたいと思って、購入を決断した」

 一方で、「画面が(Nintendo Switchに比べ)きれいなので、目が疲れないよう、ゲームの時間は制限したい」とも話していた。


 イベントが終わったのは21時頃だったが、その後も会場はしばらく熱を帯びていた。

 ポータブルゲーミングPCが気になっていても、「店舗へ行ってスタッフから説明してもらうのが恥ずかしい」「何も買わないで帰る勇気がない」という人は多いだろう。そのような人たちのためにも、最新のポータブルゲーミングPCに直に触れられるこのような機会を、継続的に設けてもらいたいものだ。


ONEXPLAYER 2よりひと回り小さく、パッド一体型のONEXPLAYER mini Pro Ryzen版

AOKZOE A1ルナホワイト。AOKZOEシリーズはONE-Netbookの協力を受けて開発されているという

非常に軽く、扱いやすいAYANEO AIR

AYANEO 2は、高性能でデザイン性の高いポータブルゲーミングPCだ

「好きな人にはきっと刺さるはず!」の、スライド機構を備えたGPD WIN4。コンパクトだが、質感の高さに物欲が止まらなくなる

実機に触れられるとあって、会場ではゲームをプレイして感触を確かめる人が多かった。なお、サングラスのように見えるのはポータブルゲーミングPCなどと接続して大画面を楽しめるARグラス「Nreal Air ARグラス スマートグラス」だ
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