「Google Pixel Tablet」を競合製品と比較 第2世代Nest Hubの代わりにはならないと思った理由:山口真弘のスマートスピーカー暮らし(2/5 ページ)
スマートスピーカーやその関連デバイスについて、試行錯誤を繰り返しつつ、機能をバリバリ使えるようになる(予定)までの過程を、時系列でお届けする連載。今回はGoogleが投入した「Pixel tablet」をチェックしよう。
画面はGoogle Nest Hubそっくりも使い方には大きな違い
もっとも実際の使い勝手は、AlexaのShowモードとはかなり異なっている。Showモードが、「タブレットのOS」から「スマートホームのOS」へと画面が完全に切り替わるのに対し、本製品はスクリーンセーバーを設定することで見た目はそっくりになるものの、タップすると表示される画面は通常のタブレットのそれだ。
従って、最初からスマートホームのOSが動作しているGoogle Nest Hubのように、下から上にスワイプしてメニューが表示されたり、横スワイプすることでメディア、コミュニケーションなどの機能を呼び出したりすることもできない。そのあたりは音声で操作するか、もしくはタブレットでやってくれということなのだろう。
またスクリーンセーバーなどの選択肢もかなり少なめで、中でも時計はやたらエキセントリックなデザインしか用意されていない。このあたり、Google Nest Hubを使っていると、UIが似ているだけにできない点が目立ってしまう。実はタブレットの設定画面の「ハブモード」の中にこれらにまつわる設定があるのだが(詳細は後述)、階層が深く見つけられないのが困りものだ。
ただしスマートホーム関連だけは、画面上にある家マークのアイコンをタップすることで、スマートホームデバイスの操作パネルが表示される。この画面は先日リニューアルされたGoogle Homeアプリと共通のデザインで、使い勝手も同じなので(中身は同じGoogle Homeなので当然だが)、同アプリを使っている人はなじみやすいだろう。
続いて、音声で呼び掛けてみよう。
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