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未発表の「次世代Intel Coreプロセッサ」対応マザボが登場/奥行きを抑えた「GeForce RTX 4070 Ti」グラボにも注目古田雄介の「アキバPickUP!」(2/4 ページ)

「第13世代と次世代Intel Coreプロセッサ対応」をうたうGIGABYTE(ギガバイト)のZ790マザーボードが、週末の秋葉原に並び注目を集めている。「次世代Coreプロセッサ対応」の文言は、他社のマザーボードでも見られるようになってきた。

GeForce RTX 4070 Ti搭載なのに「長さ約242mm」のグラボ登場!

 MSIといえば、最近厚みを抑えた「GeForce RTX 4070/4070 Ti」搭載グラフィックスカードが話題だ。

 一方で、同社からは「GeForce RTX 4070 Ti VENTUS 2X 12G OC」「GeForce RTX 4070 VENTUS 2X 12G OC」というグラフィックスカードも登場している。いずれも冷却ファンを2基構成とすることで奥行きを抑えたことが特徴で、実売価格はGeForce RTX 4070 Ti版が14万円弱、GeForce RTX 4070版が10万3000円前後となる。


TSUKUMO eX.のショーケースに並ぶ「GeForce RTX 4070 Ti VENTUS 2X 12G OC」。隣にあるファン3基版(GeForce RTX 4070 Ti VENTUS 3X 12G OC)との価格差は1万5299円となっている

同店には「GeForce RTX 4070 VENTUS 2X E 12G OC」も並んでいた

 いずれもカードの長さは約242mmに抑えられている一方で、厚さは4070 Tiモデルが約51mm(2.5スロット厚)で、4070モデルが約43mm(2スロット厚)となる。入荷したTSUKUMO eX.は「GeForce RTX 4070はまだしも、GeForce RTX 4070 Ti搭載のカードでデュアルファンクーラーに“抑えた”のは珍しいですね。小型ケースに組み込む幅が広がる、いいモデルだと思います」と評価していた。

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GeForce RTX 4070 Ti VENTUS 2X 12G OCは冷却ファンが2基構成なので、奥行きに制約が出やすい小型ケースにも組み込みやすい

一方で、カードの厚さは2.5スロット分となっている。ただ、小型ケースではカードの「厚さ」よりも「奥行き」が問題となることが多いので、これはこれで“アリ”な選択といえる

 秋葉原では「巨大なEnterキー」も話題を集めていた。

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