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スリムになったGeForce RTX 4070 Ti/4070搭載グラフィックスカードがMSIから登場:古田雄介の週末アキバ速報(1/2 ページ)
MSIが、グラフィックスカードの厚みを2.5スロットや2.2スロットに抑えた新モデルを投入して話題となっている。また、DeepCoolからは薄型のトップフロー型CPUクーラーが登場した。
今週(9月17日週)の新製品では、MSIの新しいグラフィックスカードのシリーズである「GAMING X SLIM」が目立っていた。
ブラケットが2段分に――「GAMING X SLIM」シリーズの評判
ラインアップはGeForce RTX 4070 Tiを搭載する「GeForce RTX 4070 Ti GAMING X SLIM 12G」と「GeForce RTX 4070 Ti GAMING X SLIM WHITE 12G」、同RTX 4070を搭載する「GeForce RTX 4070 GAMING X SLIM 12G」と「GeForce RTX 4070 GAMING X SLIM WHITE 12G」だ。価格は順に14万4000円前後、15万円弱、11万円強、11万5000円前後となる(税込み、以下同様)。
ドスパラ秋葉原本店に入荷した「GeForce RTX 4070 Ti GAMING X SLIM WHITE 12G」(左)と「GeForce RTX 4070 Ti GAMING X SLIM 12G」(右)
同じGPUを搭載する「GAMING X」シリーズと比べて、それぞれ厚みを抑えているのが特徴だ。RTX 4070 Tiモデルの場合は約62mm(3スロット厚)から約51mm(2.5スロット厚)に、RTX 4070モデルは約52mm(2.5スロット厚)から約46mm(2.2スロット厚)になっている。
ショップの評判は概ね好評だ。TSUKUMO eX.は「小型PCケースなどでは、長さ以上に厚みがネックになることも多いので、できるだけスリムなカードを歓迎する人は多いと思います。マザーボードの拡張スロットもつぶさずに済みますしね」と話していた。
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