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iOS 17で本領発揮のスタンバイ機能を実際に試して分かったこと “話題のスタンド”が便利なワケ(3/4 ページ)
Appleから新しいOS「iOS 17」が登場し、新たにスタンバイ機能が提供された。充電中のiPhoneを有効活用する本機能を、“あのスタンド”を使ってスタイリッシュに利用してみて分かったことをまとめた。
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多彩なカスタマイズが可能なスタンバイ機能
スタンバイ機能の初回起動時は、「ようこそスタンバイへ」の案内が表示され、「続ける」をタップすると、標準状態では左に時計(Apple本社のあるクパチーノ時間)、右にカレンダーが現れる。
スタンバイ機能を使うには、下記の条件を満たす必要がある。
- iPhoneがロックされていること
- iPhoneが充電中であること
- iPhoneを横向きで一定の角度を付けていること
スタンバイではウィジェット/写真/時計という3つの表示モードがあり、左右のスワイプで画面の切り替え、上下のスワイプでカレンダーや天気/気温などのウィジェットの切り替えが可能だ。ウィジェットの変更は該当部分を長押しすることで、追加や削除の画面が表示される。最初に、時計を日本時間「東京、日本」に切り替えるか、日本時間の時計ウィジェットを追加するといいだろう。
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左にスワイプすると写真の全画面表示になり、デフォルトでは「★おすすめ」フォルダーの画像が表示される。ただし、ロックが解除されていないとPhotosにアクセスできないため写真が表示されず。フォトフレーム代わりとしては使いづらい。
もう1回左にスワイプすると時計の全画面表示となり、アナログ時計やデジタル時計、世界時計などの表示から選べる。
最後に、スタンバイ機能を利用する上でに注意点をまとめた。
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