IBMが次世代量子プロセッサ「IBM Quantum Heron」を発表

　IBMは12月4日（米国時間）、新型アーキテクチャを採用した次世代型量子プロセッサ「IBM Quantum Heron」の発表を行った。

　“ユーティリティー・スケール（実用規模）”をうたった133量子ビット採用の量子プロセッサで、同社製の「IBM Quantum」シリーズ最高の性能と最も低いエラー率を実現。従来モデル「IBM Eagle」の最高記録を5倍上回る性能を提供するとしている。

　また、IBM Quantum Heronを3基搭載した量子コンピュータシステム「IBM Quantum System Two」を発表、ニューヨーク州ヨークタウン・ハイツにて稼働を開始したことを合わせて発表している。