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Microsoft Copilotに最新のGPT-4 TurboやDALL・E 3を順次導入/日本マイクロソフトが法人向けソフトウェアとクラウドサービスの値上げを発表週末の「気になるニュース」一気読み!(3/3 ページ)

うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。今回は、12月3日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう!

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「PowerToys」v0.76.0登場 「Keyboard Manager」を強化

 米Microsoftは12月5日(現地時間)、Windows 10/11向けのユーティリティーアプリ「PowerToys」の最新版(バージョン0.76.0)をリリースした(12月8日にバグ修正版の0.76.1がリリース済み)。本バージョンでは、利用しているライブラリが「.NET」から「.NET 8」にアップグレードした他、Keyboard Managertが更新され、任意のキーにUnicodeテキストを割り当て可能になった。


PowerToysがアップデート。KeyboardManagerにUnicodeテキストの送信機能が追加された

 Keyboard Managerは、キー入力を他のキーやショートカットに変更できる機能だ。この機能が強化され、あらたにUnicodeテキストを送信可能になった。キーボードに使用していないキーがあるなら、よく使う定型文章や絵文字などを割り当てておくことができる。また、キーの再マップ画面も新しくなり、Microsoftの提唱するFluent Design Systemを採用。Windows 11で利用しても違和感のないデザインとなった。

 この他、エクスプローラのアドオンが追加され、ロスレス圧縮のQOI(Quite OK Image)がプレビュー可能になっている。PowerToys RunやQuick Accent、Text ExtractorもUIが更新された。画面上のどこからでもテキストをコピーできるText Extractor UIは、Snipping ToolにOCR機能が追加されたことで、Windows 11ではデフォルト無効に変更されている。

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SteamがmacOS High SierraとMojaveのサポートを24年2月で終了

 米Valveは、同社が運営するPCゲームプラットフォーム「Steam」で、2024年2月15日にmacOS 10.13(High Sierra)および10.14(Mojave)のサポートを終了すると発表した。2024年2月15日以降、これらのOSにインストールされているSteamクライアントは、セキュリティアップデートを含むいかなるアップデートも受信できなくなる。


SteamのmacOS 10.13/10.14サポートが2024年2月15日に終了する

 なお、macOS 10.14は32bitゲームをサポートする最後のmacOSだったため、一部のゲームはmacOSでは機能しなくなるとしている。macOS向けに32bit版のみを提供しているゲームについては、2023年末にmacOS非対応として扱われるとのことだ。

 AppleはmacOS 10.13および10.14のサポートを既に終了しており、インターネットに接続することで、マルウェアなどの影響を受けやすい状態となっている。このマルウェアは、Steamアカウントやその他のサービスの認証情報を盗むためにも使用される可能性があり、Valveは早めのアップデートを呼び掛けている。

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