レビュー

トラックパッド搭載でiPadをガッチリ守る! 第10世代iPadに対応したロジクールのキーボードケース「Combo Touch」を試す(4/4 ページ)

第10世代iPad用のカバー兼キーボードに、新モデル「Combo Touch for iPad(第10世代)」が登場した。タッチパッドやキーボードバックライトを備えた本モデルを細かくチェックした。

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タッチパッドやキーボードバックライトを装備

 キーはアイソレーションタイプで、ストロークは一定の深さがあり、この薄さにしてはタイプ感は良好だ。キーの端を押し込んでもきちんと反応するので、キーピッチがやや狭いことによる指の運びにくさを補ってくれている。

 キーボードバックライトも備えており、輝度についてはファンクションキーから調整できるので、暗い場所でのキー入力も容易だ。ただし本製品はiPad本体から給電されているため、あまりバックライトを多用すると、それだけiPadのバッテリー消費を早めると考えられるのでほどほどにしておきたい。

 さらにキーボードの手前にはトラックパッドも用意されている。フル装備と言っていい仕様で、サイズも大きく使い勝手は良好だが、このトラックパッドがあるぶんキーボードは奥行きがあり、さらに本体背後のキックスタンドのぶんの奥行きもプラスして、かなりのフットプリントが必要になる点は気をつけたい。

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キーストロークは一定の深さがある。端を押してもきちんと押下されるのはよい

タイピングしている様子。一般的なキーボードの約19mmではないものの快適なキー入力が行える

キーボードバックライトも搭載する

トラックパッド。幅は95mmと十分な広さがある

高さも50mmを超えるなど十分だ

トラックパッドなど豊富な機能と完成度の高さが魅力

 以上のように、本体のギミックやキーボードの使い勝手など、全体的に完成度は高い。重量は以前紹介したSlim Folioよりわずかに重くなっている他、直販価格は2万4750円と、Slim Folioの1万8700円と比べるとやや高価だが、Slim Folioにはないトラックパッドも搭載していることを考えれば納得だ。

 唯一気をつけたいのは、iPad本体のケースへの着脱はかなりの力が必要となり、面倒なことだ。特に取り外す際には相当な力が必要になり、iPadを壊さないかヒヤヒヤする。これはSlim Folioにも言えることだが、頻繁にiPadを着脱する使い方には向かない点だけは、覚えておいた方がよさそうだ。


iPadを頻繁に取り外す使い方には向いていない。キーボードが邪魔な場合は、iPadを取り出すのではなく、キーボードを外して使うことを考えた方がよい
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