ニュース

MSI初のCore Ultra搭載ポータブルPC「Claw」など国内初公開のモデルを見てきた(2/5 ページ)

エムエスアイコンピュータージャパン(MSI)が、Core Ultra搭載のポータブルゲーミングPC「Claw A1M」など、CES 2024で発表された新モデルの国内展開を明らかにした。

CPUやストレージ容量が異なる2モデルを用意

 ラインアップは16コア22スレッドのCore Ultra 7 155H(Pコア6基/Eコア8基/LP Eコア2基)搭載の上位モデルと、14コア18スレッドのCore Ultra 5 135H(Pコア4基/Eコア8基/LP Eコア2基)の下位モデルが用意され、いずれも3月頃の発売で、価格は上位モデルで10万円台前半が想定されているとのことだ。

 ボディーサイズは約294(幅)×117(奥行き)×21.2(厚さ)mm、重量は公称で約675gとROG Allyの約280(幅)×111.38(奥行き)×21.22~32.43(厚さ)mmより大きめで、重量も約608gのROG Allyをわずかに上回る。

 一方でバッテリー容量は53Whと、ROG Allyの40Whを超える大容量で、ゲームプレイで最長2時間動作するという。JEITAバッテリ動作時間測定法 Ver.3.0では動画再生時で最長7時間、アイドル時だと最長8時間となっている。

advertisement

同社が測定したベンチマークテストでは、Core Ultra搭載モデルが従来モデルをリードしたという

ボディー上部にL/Rボタンやトリガーボタン、背面にもマクロキーが並ぶ

Thunderbolt 4端子や電源ボタン、microSDメモリーカードスロットなどは天面部分にある

天面部分のインタフェース。ここから排気を行う。電源ボタンは指紋センサー付きだ

背面には吸気口が大胆に空いている

底面はフラットだ

2個の冷却ファンを備えた冷却システム「Cooler Boost HyperFlow」を内蔵する

バッテリー容量は53Whと多めだ

同社製PCでおなじみのシステムユーティリティーでは、ポータブルPC用に独自のインタフェースを用意した「MSI Center M」が採用される

タッチ操作に適した画面で、十字ボタンなどで操作するGamepad Modeとマウスカーソルを扱えるDesktop Modeが用意されている

Android向けのアプリやゲームをWindows 11上で起動できる「MSI APP Player」も備えており、より大画面でAndroid アプリを利用可能だ

Claw A1M用のアクセサリーパックや、USB Type-C端子を備えたドックも後日発売される予定だ

 次に、フラッグシップモデルの「Titan 18 HX A14V」をチェックする。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.