MSI初のCore Ultra搭載ポータブルPC「Claw」など国内初公開のモデルを見てきた(3/5 ページ)
エムエスアイコンピュータージャパン(MSI)が、Core Ultra搭載のポータブルゲーミングPC「Claw A1M」など、CES 2024で発表された新モデルの国内展開を明らかにした。
最大192GBメモリを搭載可能な最上位モデル「Titan 18 HX A14V」
続いては、18型の大画面液晶ディスプレイを備えたフラッグシップモデル「Titan 18 HX A14V」だ。
同社がスペックを前面に押し出してアピールしていることからも分かるように、ノートPCとは思えない圧倒的な仕様に驚く。DDR5メモリはノンバイナリ対応で、最大192GB(48GB×4)まで搭載可能だ。また、SSDは標準で2TB(PCI Express 4.0対応)のM.2 SSD×2をRAID 0構成で内蔵しており、読み書きも非常に高速で行える他、PCI Express 5.0対応SSDもサポートする(3基あるM.2 SSDスロットのうち1基のみサポート)。
展示機には、2TBのPCI Express 4.0 x4対応SSD(MZVL22T0HDLB-00B07)2枚がRAID 0で構成され、圧倒的なスピードを実現していた。同社ノートPCイメージキャラクターであり、オフィシャルVTuberでもある「美星メイ」をテーマにしたCrystalDiskMarkとCrystalDiskInfoの画面も目を引く
搭載するCPUは24コア32スレッドのCore i9-14900HX(Pコア8基/Eコア16基)で、最大動作クロックは5.2GHzとなる。グラフィックス機能もGeForce RTX 4090 Laptop GPU(下位モデルは同4080 Laptop GPU)と豪華だ。
18型の液晶ディスプレイは3840×2400ピクセルと縦方向も長く、ミニLEDを採用している。パネル表面はノングレアでリフレッシュレートも最大120Hzをサポートする他、DisplayHDR 1000に対応するなどHDRコンテンツでもメリハリのある表示を楽しめる。
ボディーサイズは約404(幅)×307(奥行き)×32(厚さ)mm、重量は約3.4kgと大柄だ。
次に、“持ち運べるゲーミングノートPC”の新モデルをチェックする。
関連記事
- MSI、Core i9+RTX 4080を搭載したハイエンドゲーミングノート
エムエスアイコンピュータージャパンは、第13世代Core i9を搭載したハイエンドゲーミングノートPC「Vector 16/17 HX A13V」を発売する。 - MSI、13世代Core i9+RTX 4080を搭載したハイスペックゲーミングノートなど5モデルを発表
エムエスアイコンピュータージャパンは、第13世代Core i9プロセッサを採用した16型/17型ゲーミングノートPCなど計5モデルを発表した。 - MSI、Core Ultraを採用したクリエイター向け16型ノートPC
エムエスアイコンピュータージャパンは、Core Ultraプロセッサを標準搭載したクリエイター向け16型ノートPC「Prestige 16 AI」シリーズを発表した。 - MSI、13世代Core採用15.6型ビジネスノート「Modern 15」にMSIストア限定モデルを追加
エムエスアイコンピュータージャパンは、15.6型ビジネスノートPC「Modern 15 H C13M」のラインアップにMSIストア限定モデル2構成を追加した。 - MSI、シーケンシャルリードは最大1万2400MB/sの「SPATIUMシリーズ」SSDを発売
エムエスアイコンピュータージャパンは、PCIe Gen5接続で高速なSSD、「SPATIUM M570 PRO PCIe 5.0 NVMe M.2 2TB FROZR」を2024年2月2日に発売する。価格はオープンプライス。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.