レビュー

“40年前の名機”をオマージュした「AYANEO Retro Mini PC AM01」をセットアップした(4/5 ページ)

Appleの初代Macintosh誕生から40年が経過した2024年。AYANEO初のデスクトップPC「AYANEO Retro Mini PC AM01」は、「Macintosh Classic」をオマージュしたかのようなボディーが印象的だ。

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セットアップは通常のWindows PCと同じ

 では、さっそくセットアップしていこう。

 まずはキーボードとディスプレイを接続する。付属の映像出力用ケーブルはHDMI to HDMIケーブルであり、MiniやMicroタイプではない。最近のモバイルディスプレイは薄く軽くするため、Mini HDMIやMicro HDMI端子を搭載しているので、事前に使えるかどうかを確認しておきたい。


セットアップには写真左から時計回りにAM01本体、「OFIYAA:Portable Triple Screen Laptop Workstation」、「LIFEBOOK UH Keyboard

 セットアップ時、前面にある端子を使わないので「前面ですよ。間違いありません」と天板が主張するかのように立てて置いてみたのだが、頭部(本当は背面)からケーブルがニョキニョキ出ているのがせわしない。

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Macintosh Classicのように見えるよう立てて置いたが、頭部から生えているケーブルが美観を損ねていた

 やむを得ず、ケーブルさが目立たないように、おとなしく寝かせてWindows 11 Homeのセットアップを実行した。


天板を天板らしい向きに寝かせて設置したところ、ケーブル類が背面に隠れて、多少は見やすくなった

 電源を入れると、おなじみの「こんにちは、コルタナです」は聞こえず、何かしら中国語でAM01が1回だけ話しかけてくれたが、音声案内をオフにするまでもなく、自動的に無音になった。

 言語や地域、キーボードレイアウト、ネットワーク接続、Windowsライセンス契約の確認、デバイス名の設定、Microsoftアカウントへのサインインを済ませると、「最新の機能をインストールしています」と表示される。「30分ほどかかる場合があります」とのことだったが、20数分で“更新は”完了した。


更新にかかった時間は20分少々だった

AM01がデフォルトで表示するデスクトップ画面。ちょっとくすんだレインボーカラーの「hello.」ロゴが、クスリとさせる

 セットアップがある程度進み、デスクトップ画面が現れた。「Hello」と言いそうなアイコンが天板にデザインされていたが、デスクトップにちゃっかり「hello.」とどこかで見たようなロゴが表示されていた。

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