レビュー
厚さ17mm切りでCore Ultra 9 185H×RTX 4070 LPのAI PC「ROG Zephyrus G16 (2024) 」を試す(3/6 ページ)
ASUS JAPANから、ゲーミングブランド「ROG」シリーズのノートPC「ROG Zephyrus G16 (2024) 」が登場した。スリムでパワフルなAI PCでもある本機を細かくチェックした。
ROGシリーズとして初の有機ELディスプレイを搭載
本機のディスプレイは、ROGシリーズとしては初めて有機ELディスプレイを採用している。
同社が「ROG NEBURA DISPLAY」とブランディングするハイスペック仕様で、画素単位で素子の発光を制御できる有機ELディスプレイならではの優位性を生かした高い色再現性を備えるだけでなく、リフレッシュレートは240Hz、応答速度も0.2msと高速表示に対応しており、ゲーミング向けとして申し分ない内容だ。
同社はZenbookシリーズで積極的に有機ELディスプレイを採用しているだけに、焼き付き対策やフリッカー抑制機能など、Zenbookシリーズでおなじみの有機ELディスプレイの管理機能も抜かりなく装備している。
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なお、パネル表面は照明などが映り込みやすいグレア仕様だ。輝度が高いのでそれほど映り込みが気になる場面は少ないが、ゲーミング用途ではノングレアが一般的だけに、この点は好みが分かれるところだろう。
キーボードの品質も上等だ。カーソルキーがやや小さいものの比較的素直な配列で、タッチ感も良好だ。
画面としては16型の有機ELディスプレイを搭載する。表示解像度は2560×1600ピクセル(アスペクト比16:10)で、最大輝度500ニト、リフレッシュレート240Hz、応答速度は0.2msと申し分ないスペックだ
VESA DisplayHDR True Black 500、Dolby VisionといったHDR向け基準にも準拠し、PANTONE認証を取得する高い色再現性も備える。Armoury Crateユーティリティーでは、カラーモードを選べる
薄型になった本機のインタフェースはどうなのだろうか。
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