レビュー

計400台の限定販売! スター・ウォーズのBTスピーカー兼スポットライト「albos Light&Speaker STAR WARS Edition」の実物をチェック今どき! 買いどき! デジモノ道案内!(2/2 ページ)

限定販売となる「スター・ウォーズ」デザインモデルである「albos Light&Speaker STAR WARS Edition」の実機レビューをお届け。

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本体を詳しくチェック

 ここからは、albos Light&Speakerそのものも見ていこう。本体はアルミ削り出しで、チープさは全く感じない。Bluetoothスピーカーとスポットライト、2つの機能を備えているが、それぞれ完全に独立した仕様になっており、例えば音楽に合わせて照明を変化させるような機能はない。

 操作ボタンも独立しており、上部にライト用の電源ボタン、下部にはBluetoothスピーカー用の電源ボタンや音量ボタン、再生ボタンなどを備えている。


底部にはBluetoothスピーカー用の操作ボタンが並ぶ。左から電源ボタン、ボリューム(-)、再生・停止、ボリューム(+)

背面には充電用のUSB Type-Cポートがある。なお、有線での音声入力には対応していない

ライト用の電源は上部に配置されている。1秒長押しでオン/オフ、短押しで明るさと色の変更となる

 まずはライト部だが、180度から-90度の範囲で可動する。真下に向けてスピーカー部に反射させると間接照明のような雰囲気になる。さらに照らしたい部分に向けてスポットライトのようにも使える。また、アーム部は前後に25度の範囲で動く。

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ライトを真下に向けると、間接照明のような雰囲気になる

角度を付けて、スポットライトのように使える

 ライトは上部の電源スイッチを1秒以上長押しで起動する。電源が入った状態でボタンを1回押すごとに暖色(弱)→暖色(中)→暖色(強)→白色(弱)→白色(中)→白色(強)→暖色(弱)の順で明るさと色が切り替わる。

 次回起動時には、前回使用した明るさと色で点灯できる。暖色の色温度は3450K、白色は6450Kで、暖色/白色共に明るさは最大で約300ルーメンとなっている。

 Bluetoothスピーカーとしては、本体上部に50mmフルレンジスピーカーを搭載している。下部がパッシブラジエーターになっている構造だ。


スピーカーは上面に配置。なお、真上にライトを被せても音が籠るようなことはなかった

 対応コーデックはSBCのみで、アプリからのイコライザー設定などにも非対応だ。ただ、円筒型のデザインにより内部で音が響くためか、見た目よりも迫力のある低音を感じられる。反面、中高音の伸びはいまひとつだが、聞き苦しいということはなく、Bluetoothスピーカーの音質としては十分だろう。音楽をじっくり聞くというよりも、BGM的に流しているような使い方に合っているかもしれない。

 2600mAhのバッテリーを内蔵しており、ライトだけなら約8時間、音楽再生だけ約5時間、併用なら約3時間の利用が可能だ。本体は約1.6Kgとそれなりに重いが、持ち運ぶことはできるだろう。デザイン的には屋外に持ち出し、キャンプ等で使いたくなるが、本体は防水防塵(じん)ではないので注意したい。

 本製品は通常版のalbos Light&Speakerよりも1万2000円ほど高く、約6万円という価格はBluetoothスピーカー兼ライトとしては少々割高な印象も受ける。とはいえ、高級感のあるアルミ削り出しのボディーを含めて製品自体の完成度は高い。スター・ウォーズの世界観を表現したデザインも含め、ファンにとっては魅力的な一台だろう。

 限定数があるため、Makuakeによる先行販売後の一般販売は行われないのではないかと考えられる。気になっている人は早めにチェックしておくと良さそうだ。

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