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Noctuaが液冷デビュー? 「Thermosiphon development project」を開始 空冷ファンの新型「NH-D15 G2」の姿もCOMPUTEX TAIPEI 2024(3/3 ページ)

COMPUTEX TAIPEI 2024のNoctuaブースで、新製品と共に興味深いプロトタイプ製品が展示されていた。

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フラッグシップのサイドフローCPUクーラー「NH-D15 G2」

 Noctuaといえば空冷クーラーということで、そちらの新作もチェックした。

 同社の定番クーラーである「NH-D15」だが、こちらの最新バージョンが「NH-D15 G2」だ。採用される140mmファンも新型の「NF-A14x25 G2」に改めたれた、フラッグシップのサイドフローCPUクーラーとなる。


ブースに展示されていた新モデル「NH-D15 G2」

 主な改良点は、2つのファンの干渉を防ぐべく最高回転数を調整したり、ヒートパイプの本数を6本→8本に増加したり、フィンピッチを1.9mm→1.6mmに縮小して20%以上もヒートシンクの面積を増加させたりすることで、冷却性能を強化したという。

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安定化電源を用意し、NH-D15とNH-D15 G2を比較していた

 NH-D15 G2にはベースプレート形状で3モデル(従来の「Standard」/「LBC」:Low Base Convexity/「HBC」:High Base Convexity)のバリエーションがある。グローバルでの出荷は6月中とのこと。


NH-D15 G2にはSokcet AM5のオフセットマウンターや、専用トルクスドライバー(NM-SD1)、LGA1700用の1mmワッシャーなどが付属している

NF-A14x25 G2には120mmモデルも開発中で、プロトタイプが展示されていた

従来のNF-A12x25に比べて、エアフローが改善されているという。出荷は2025年第1四半期の予定だ
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