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有線+ワイヤレスでの接続にも対応しタッチ操作も可能! 15.6型モバイルディスプレイ「PROMETHEUS CAST 15.6inch」を試すモバイルディスプレイの道(2/4 ページ)

ユニークの新型モバイルディスプレイ「PROMETHEUS CAST 15.6inch」は、有線だけでなくワイヤレスでの接続にも対応した注目の1台だ。実機を試して分かったことをまとめた。

無線接続の使い勝手はOSによって大きく異なる

 では実際に使ってみよう。有線の場合と無線の場合、それぞれの使い方を順に紹介していく。

 まず有線の場合は、一般的なモバイルディスプレイと同様、USB Type-CもしくはHDMIで接続する。ちなみにUSB Type-C端子は左側面に2基、右側面に1基用意されているが、右側面はキーボードやマウスの接続用なので、デバイスとの接続に使うのは左側面のUSB Type-C端子となる。


有線接続時は左側面の端子を利用する

レノボ・ジャパンの14型モバイルPC「ThinkPad X1 Carbon 2019」(左)との比較。高さはほぼ同じだ

斜め方向から見たところ。画面の視野角は広く、端も暗くならない

ノートPCの真横に並べたところ。端子は本体側面にあるため干渉しやすい

ノートPCの背面に並べて、対面でのプレゼンなどに利用できる。奥行きが短いので、フットプリントもそれほど必要としない

 続いては、無線の場合についてだ。これらはOSごとに接続方法が異なる。今回はWindowsとiOS、Androidで試してみた。

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 まずWindowsの場合だが、接続にはOS標準のキャスト機能(Miracast)を使用する。「Windows」+「K」キーを押すとウィンドウがポップアップし、「使用可能なディスプレイ」の一覧に本製品が表示されるので、後はクリックするだけで接続できる。

 接続完了後は、Windowsのディスプレイ設定から、解像度などの設定を行えばよい。Windows側でドライバインストールなどの作業は不要で、本製品側も電源を入れる以外の操作は全く必要ない。動作も高速で、有線と比べても大きな遜色はない。またプライムビデオなどの再生にも対応している。


ケーブルを接続せずに起動するとこのような画面が表示される

Windowsで「Windows」+「K」キーを押すと「使用可能なディスプレイ」の一覧に本製品が表示されるのでクリックする

無事接続できた。これは複製(ミラーリング)で、拡張に切り替えることもできる

解像度や倍率、および配置についてはWindowsのディスプレイ設定で行える

詳細設定で見ると「SONY TV」という名前で認識されていた

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