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「UMPCが低スペックという概念を覆したい」──テックワンが3in1PC「ONEXPLAYER X1 mini」など国内販売(3/4 ページ)
テックワンは6月27日に中国One-Netbookの3-in-1PC「ONEXPLAYER X1 mini 国内正規版」を取り扱うことを発表した。発表会にはOne-Netbook CEO Jack Wang氏も登場し、ものづくりを始めたきっかけなども語ってくれた。発表会とほぼ実機に近い開発機のハンズオンの模様をお伝えする。
作りの良さを感じさせる実機(開発機)
開発機ではあるが、実際に動作する実機が展示されていたので細部を見ていこう。
ONEXPLAYER X1 mini
まずはONEXPLAYER X1 miniだ。コントローラーを外し、専用カバーキーボードを取り付けた姿は、さながらSurfaceのようだ。
コントローラーコネクターを使うことで、コントローラーは取り外した状態でも使用できる。なお、コントローラーコネクターと本体は2.4GHzワイヤレスで接続し、接続にはUSBドングルが必要だ。また、2.4GHzワイヤレスで接続可能なコントローラーであれば、プレイステーション4/5やXbox向けでも使える。ワンCEOによれば「最大8台のコントローラーを接続できる」という。大人数でゲームプレイしたい、手になじむコントローラーを使いたいといったニーズにマッチするだろう。
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ONEXPLAYER X1 miniの端子は上部と下部にそれぞれ搭載している。
本体の上部には写真左から3.5mmマイク兼用ヘッドフォンジャック、USB 3.2 Gen 2 Standard-A端子端子、USB4(USB Type-C)端子端子が並ぶ。右側にはターボボタン、音量ボタン、指紋認証センサー兼用電源ボタンがある
本体の下部には専用カバーキーボードと接続するためのマグネットポゴピン、USB4(USB Type-C)端子、OCuLink端子、microSDメモリーカードスロット。なお、いずれも開発途中のため、位置が変わることもある
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