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「来られて良かったです」――ASUS JAPANファンイベント「ROG FUNDAY 2024」の満足度が高かったのはなぜか?(1/4 ページ)

6月29日にASUS JAPANは、スポンサーを務めるeスポーツ施設「esports Style UENO」(東京 台東区)で「ROG FUNDAY 2024」を開催した。応募初日に「想定外の」応募数があり早々に締め切ったということで話題にもなった。本イベントでファンたちが盛り上がった様子をレポートする。

 「来られて良かったです」――参加者たちからそんな言葉が飛び出した。

 ASUS JAPANは6月29日、eスポーツ施設「esports Style UENO」(台東区)でファンイベント「ROG FUNDAY 2024」を開催した。想定を超える200人以上からの応募があり、参加申込みの締め切りを早めたほど注目されていたイベントだったというが、実際のイベントの模様をレポートしよう。


ASUS JAPANのファンイベント「ROG FUNDAY 2024」の会場となった「esports Style UENO」(台東区)

ROGの世界観にマッチする会場

 筆者を含む報道陣はイベント開始の10分前集合だったのだが、既に会場前で待機している参加者もいた。

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 会場して中に入るとすぐ目に付く場所に展示されていたのは、ASUS ROGとエヴァンゲリオンコラボデスクトップPCだ。PCケース「ROG Hyperion EVA-02 Edition」に、マザーボード「ROG MAXIMUS Z790 HERO EVA-02 EDITION」、グラフィックスカード「ROG Strix GeForce RTX 4090 24GB GDDR6X OC EVA-02 Edition」、それを支えるステーには「ROG Herculx EVA-02 Edition」といった豪華なパーツが組み合わされており、誰もが足を止めて見入っていたのが印象的だ。


ASUS ROG×エヴァンゲリオンコラボ企画のゲーミングデスクトップPC。「全部合わせたらいくらになるのだろう?」と考えたのは言うまでもない

 会場となったesports Style UENOは、普段は1日に20人ほどが利用するeスポーツ施設だ。会場には超高速の10Gbpsインターネット回線が導入されており、ミリセカンドが勝敗を分けるFPSプレイヤーにとってはありがたい設備だろう。

 普段「オープンゲームブース」として使われているエリアには、4テーブルで1組の“島”が作られており、それが5組あるという。イベント時にはテーブルレイアウトを自由に変えられるようになっており、今回は島の2組を前方に配置、後方には大きな弧を描くようにテーブルを配置してゲーミングPCの体験利用スペースとして活用していた。


会場の天井。照明の色はROGの世界観にマッチするよう赤い光に設定。雰囲気を盛り上げる。

 これら会場の自由度がesports Style UENOを「ROG FUNDAY 2024」のイベント会場に選んだ理由だとASUS JAPANの広報担当者は話す。「ASUS JAPANはesports Style UENOのスポンサーをしており、置いてある機材はASUS製品です。会議室や他のイベントスペースではROGらしさを出すのに苦労したかもしれないが、ここならすでに世界観が完成しています」と説明する。

 こうしたイベントを通して、esports Style UENOのようなeスポーツ施設に足を運ぶハードルを下げる狙いもあったという。

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