NUCが帰ってきた! ASUSの手でNUCとして国内でも復活 ROG NUCに産業用途のNUCもあり(1/2 ページ)
ASUS JAPANが東京都内で発表会を開き、Intelから移管されたNUC製品の国内発売を明らかにした。
ASUS JAPANは5月21日、東京都内で発表会を開催し、同社の小型PC/ベアボーンキット「NUC(Next Unit of Computing)」の新製品について国内での展開を明らかにした。
ビジネス向けからゲーミングPC、そして産業用モデルでNUCを展開
今回国内で展開されるのは、ビジネス向けの「ASUS NUC 14 Pro+」「ASUS NUC 14」(開発コード名:Revel Canyon)と産業用途の「ASUS NUC 13 Rugged」(同Bravo Canyon)、そしてゲーミングPCの「ROG NUC」(同Scorpion Canyon)だ。
現時点でのASUS NUCの販売チャネルは岡谷エレクトロニクス、テックウインド、菱洋エレクトロで、5月21日から受注受付が始まっている。なお、ROG NUC(Republic of Gamers)については2モデルとも7月販売予定で、税込みの市場想定価格は上位モデルが35万5600円、下位モデルが27万6600円の見込みだ。
ASUS NUC 14 Pro+/ASUS NUC 14 Pro
ビジネス向けのASUS NUC 14 Proは、Core Ultra 7 165H/155H、Core Ultra 5 135H/125H、Core 3 100UのCPUを搭載し、2.5インチのSSD/HDDを内蔵可能な「Tall」と、Core Ultra 7 155H、Core Ultra 5 125H、Core 3 100Uで内蔵ストレージがM.2 SSDのみとなる「Slim」が用意される。
ボディーサイズはTallが約117(幅)×112(奥行き)×54(厚さ)mm、重量は最大で約650g、Slimは約117(幅)×112(奥行き)×37(厚さ)mm、重量は最大で約550gだ。
ツールレスで内部のアクセスできる高いメンテナンス性を備え、豊富なインタフェースが用意される。また、VESAマウントアダプターも付属する。
ASUS NUC 14 Pro+は、さらに上位のCPUを搭載すると共に、よりスリムでボディーカラーもシルバーとホワイトに変更されている。
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