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初代LibrettoやDynaBook J-3100に会える! 「ダイナブック大作戦 in 秋葉原」で35周年を迎えたdynabookを振り返ってきた8月10日もやってます(4/4 ページ)

8月9日と10日の2日間、Dynabookが秋葉原でリアルイベント「ダイナブック大作戦 in 秋葉原」を開催している。dynabook(DynaBook)誕生から35周年を記念したイベントで、同社の最新PCを通してAI(人工知能)を体験できる。この記事では、1日目(8月9日)の様子をお伝えする。

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“温故知新”が詰まった楽しいイベント

 イベント会場の外では「輪投げ」や「けん玉」「ヨーヨー釣り」など、縁日風の催しも実施されている。

 たまたま通りかかった人も気軽にチャレンジし、景品を引き換えるためだけに会場へ入ったものの、展示物を熱心に眺めていたのが印象的であった。


昔ながらの縁日風催事。できるだけ人のいないところを狙って撮影したのだが、人が途切れることはなかった。なお筆者は輪投げにチャレンジして、駄菓子をもらうことができた

 また、現在開発中というXRグラスの体験会も行われていた。開発機は、フレーム上部から投影する光をグラス部分の上半分に貼り付けた銀色のライン状のフィルムに反射させて映像を目に届けるという仕組みになっていた。銀色のラインとラインの間が空いているにもかかわらず、明るくくっきりとした映像を見ることができる。

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 また、下半分は視界を遮るものがないので、キーボードを見る、デスク上の飲み物を見るということを容易に行えそうだ。

 なお、このXRグラスを製品として販売するかどうかは、ニーズを見て決めたいという。スタッフは「現実世界に情報を重ねて見る、そんな世界がもうすぐやってくると思うし、そうなってほしい」と期待していた。


開発中のXRグラス。いずれはdynabookのディスプレイもグラスタイプになるのだろうか

フレームの上部から投影した映像を、銀色のラインが反射させて目に届ける仕組み

開発機にはフレームの両サイドと中央にカメラが搭載されていた。3D画像の撮影、または一人称視点での撮影も視野に入れたデザインだ

商品化するとしたらこのようになるだろう、というイメージのモックアップ。銀色だったラインが半透明に変更されており、目立たなくなっている
※メディア向けに限定公開されたモデルを触ってきた

 35周年を迎えたdynabookは、「世界初」というステータスに甘えることなく、将来をも見据えているということが分かる内容であったし、生成AIの使い方をワークショップで体験させることにより、AIを身近に感じてもらいたいという主催者側の目的も果たすイベントであると感じた。


発売当時は触れることさえできなかったLibretto 20を持たせてもらえてほくほくした
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