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実売4万円切り! サンコーの15.6型2画面モバイルディスプレイ「DUALDPHBK」の実用性をチェックするモバイルディスプレイの道(2/4 ページ)

持ち運べる15.6型の2画面モバイルディスプレイが相次いで登場している。サンコーの「DUALDPHBK」を、前回紹介したアイティプロテックの比較しつつ試してみた。

接続方法はUSB Type-C/HDMIの2択 競合機との比較も

 接続方法はUSB Type-CもしくはHDMIの2択で、ポートは下のディスプレイの左側面に配置されている。またOSDメニュー操作用のボタンは同じく下のディスプレイに配置されているなど、上下のディスプレイでは下の方がプライオリティーが高い。ちなみに、下のディスプレイは上よりもわずかに厚みがある。

 重量は公称値で約1.8kg、実測でも1.83kgとかなりの重さになる。単純に15.6型のモバイルディスプレイ2台分の重量としても、やや重い部類に入るので要注意だ。

 付属品はUSB Type-Cケーブル、HDMIケーブル、USB Standard-A→USB Type-Cケーブルに加えて、USB Standard-A仕様のACアダプターが付属する。ポーチ類は付属しないため、持ち歩く場合には自前で調達する必要がある。

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左側面に2基のUSB Type-Cポートと、HDMIポートを備える。USB Type-Cポートは機能に違いはない

右側面。OSDメニュー操作用の「LED表示/メニュー・ダウン・アップ」のボタンのグループが上下画面にそれぞれ1組用意されている。この他、画面反転ボタンもある

重量は実測で1.83kgと公称値(約1.8kg)よりも重い。2画面分とはいえかなりのヘビー級だ

付属品はUSB Type-Cケーブル、HDMIケーブル、USB Standard-A→USB Type-Cケーブル、充電器という構成だ。持ち運び用のポーチ類は付属しないので、ユーザー側で準備する必要がある

充電器はUSB Standard-A仕様だ。付属のUSB Standard-A→USB Type-Cケーブルと組み合わせて使うのが前提となる

 以上が本製品の概要だが、これらは前回紹介したアイティプロテックの2画面モバイルディスプレイ「LCD15HC-IPSDUAL」とほぼそっくりだ。同じOEM元から供給を受けているのか、それともどちらか片方がもう片方に供給しているのかは不明だが、同じリファレンスで作られているのは明らかだ。

 外見上の違いは、本製品の方はUSB Type-Cポートが1基少ないことで、後は重量などの細かな違いが挙げられるが、実は機能面では決定的とも言える違いがある。それは、この後に詳しく見ていく。


左が本製品、右がアイティプロテックの「LCD15HC-IPSDUAL」。正面からだと見分けがつかない

背面の比較。スタンド部分に75mmVESAマウント穴があり、スピーカーも同じ配置だ

本製品(上)には、アイティプロテック製品(下)にある映像専用のUSB Type-Cポートがない

右側面。ボタン類はそっくりに見えるが、向かって右端の画面回転ボタンは役割が異なる

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