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Ryzen 9000シリーズ対応の「AMD X870E/X870チップセット」搭載マザーボード登場! MSIは4製品を用意(2/5 ページ)

エムエスアイコンピュータージャパン(MSI)が、AMDのRyzen 9000シリーズに対応した最新チップセット「AMD X870E/X870」搭載のマザーボードを発表した。ここでは、チップセットや新製品の特徴をまとめた。

ATX 3.1/USB4など最新世代ならではのフィーチャーに注目

 MSIのマザーボードは、大規模な冷却システム「FROZR GUARD」も特徴に挙げられる。高度な冷却で基板や部品を「熱から守る」意味と、工具やネジの落下などによる「破損から守る」意味から、この名称が付けられているという。

 さて、AMD X870E/X870チップセット自体の機能の進化点としては、PCI Express 5.0サポートの拡充とUSB4のサポートだが、これに加えて今回の新製品では、ATX 3.1/PCIe 5.1に対応する電源コネクターの実装に加えて、5GBASE-T以上の有線LANおよびフルスペックのWiーFi 7対応無線LANの搭載、Thunderbolt 3互換のUSB4コントローラーの追加実装など、独自の仕様を上乗せしている。


MSIマザーボードは、大規模な冷却システム「FROZR GUARD」の採用も特徴だ

FROZR GUARDの各フィーチャー。追加実装のUSB4(Thunderbolt 3互換)チップの発熱に対応するUSB4ヒートシンクも実装している

最新シリーズは有線LANも超高速だ。全モデルで5GBASE-T以上の有線LANポートを備えている

WiーFi 7対応の無線LANは、チャンネル幅が320MHz、最高5.8Gbps対応のフル仕様であることをアピールする

ATX 3.1/PCIe 5.1対応の追加電源コネクターが実装されている

MSIは、ATX 3.1/PCIe 5.1対応の電源ユニットも用意する

追加のUSB4コントローラーとして「ASMedia ASM4242」を実装する。USB4の基本仕様ではオプション扱いとなっている、Thunderbolt 3互換機能を備える点が目新しい。

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