レビュー
ロジクール初の分割式“左手デバイス"が登場 プロ絵師による「MX クリエイティブ コンソール」レビュー:ある日のペン・ボード・ガジェット(3/4 ページ)
ロジクールから登場した初の“左手デバイス"です。ディスプレイ付きのキーパッドとダイヤルデバイスの2台がセットになっているのが特徴ですが、実際の使い勝手をプロイラストレーターのrefeia氏が検証しました。
よく工夫されたリングメニュー
プリセットでは、基本的にダイヤルの右下キーにはリングメニュー「Actions Ring」の呼び出しが割り当てられています。これもカスタマイズ可能で、キーと同様の機能を割り当てられます。
また、ダイヤルで調整できる項目をこのリングメニューに割り当てると、クリックしたままマウスを動かすことで直接調節することができます。
対応アプリの拡張が課題
このように、本機の魅力のキモはアプリとの深い連携にあります。ただし、執筆時点で対応アプリは少なく、発売以降はAdobeの制作ツールや配信/ビデオ会議ツールなどには対応するとアピールされてはいますが、それ以外の幅広いアプリに、どのようなペースで対応していくのかは分かりません。
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また、「マーケットプレイス」という機能もあり、Logicool自身が制作したプラグイン以外に、第三者が制作したプラグインやプリセット、ディプレイ用のアイコンセットなどを入手できる機能も用意されています。ユーザーが増えてエコシステムが広がるほど、より広い用途で便利になる機会も増えていくことでしょう。
もちろん非対応のアプリでも、キーボードショートカットやキーマクロを割り当てていくスタイルも可能です。ディスプレイがあるおかげで割り当てを忘れないで済む利点もあり、キー自体も押した感触がシッカリしているので操作感は悪くありません。
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