約2年ぶりに登場した「Kindle Scribe」はデザイン一新! 価格は5万6980円~6万4980円に
Amazonの電子書籍リーダーで上位モデルとなる「Kindle Scribe」が、約2年ぶりに初のモデルチェンジを迎えた。発売は12月4日の予定だ。
10月16日、Amazonの電子書籍リーダーで上位に位置する「Kindle Scribe」(キンドル スクライブ)の新モデルが発表された。発売は12月4日で、ストレージ容量16GBと32GBがタングステンの1色展開、64GBがタングステンとメタリックジェードの2色展開で、価格は5万6980円~6万4980円となる。
プレミアムペンが付属 新機能「Active Canvas」を追加
Kindleシリーズとして初めてペン入力に対応したモデル「Kindle Scribe」が初のモデルチェンジを行った。新型の「Kindle Scribe(第1世代)2024年発売」はデザインが一新され、横書きのKindle本の文中に直接メモを書き込める「Active Canvas」機能が加わった。
このActive Canvasは一部の電子書籍のみの対応で、縦書き/マンガなど固定レイアウトの電子書籍では使えないが、Kindle本の文中にペンで書き込み始めると、Active Canvasが自動でメモ用のスペースを提供して書き込める。メモの位置はテキストにひもづけられ、本のフォントサイズを変更しても見失わないという。
ディスプレイサイズは従来モデル同様に10.2型で、解像度も300ppiと変わらない。ボディーサイズは約196(幅)×230(奥行き)×5.7(厚さ)mm、重量は約433gと従来モデルとほぼ共通(厚さが約0.1mmスリム化した)だ。
バッテリー駆動時間は最長約12週間(読書時/手書き機能を使った場合は最長約3週間)で、充電時間はPCからの給電で約7時間、出力9WのACアダプターで約2.5時間となる。
別売の純正折りたたみカバーは、現行のファブリックカバー/レザーカバー/プレミアムレザーカバーに加え、植物性レザーカバーとプレミアムレザーカバーがそれぞれ2色ずつ加わる。価格はそれぞれ9980円/1万5980円だ。
関連記事
新型「Kindle Paperwhite」は7型に大画面化! 明るくてページめくりも早いが価格は約2.8万円に シグネチャーエディションは約3.3万円
Amazonが大画面化した電子書籍リーダーの新モデル「Kindle Paperwhite」を発表、同日から販売を開始した。さらに同シグネチャーエディションも新型が登場した。「マッチャ」カラーを追加した「Kindle」新モデル登場 価格は税込み1万9980円に値上げ
Amazonが、フロントライトを強化し新色を追加した電子書籍リーダーのスタンダードモデル「Kindle」を発表、同日から販売を開始した。Amazon、6.8インチに大画面化した「Kindle Paperwhite」新モデル ワイヤレス充電対応の“シグニチャー エディション”モデルも
Amazonは、6.8型e-inkパネルを採用した「Kindle Paperwhite」新モデルを発表した。小型化に高解像度化にUSB Type-C採用! 生まれ変わった新型Kindle(第11世代)を試す
Amazonの電子書籍サービス専用端末である「Kindle」の新モデルが登場し、第11世代となった。さまざまなアップデートが施された新型を使って見た。シリーズ初の「ペン入力」は使いやすい? 選べるペンの書き味は? Amazonの電子書籍リーダー「Kindle Scribe」速攻レビュー
Amazonが新型電子書籍リーダー「Kindle Scribe(キンドル スクライブ)」を発売した。Kindleシリーズとしては初めてペン入力に対応したことが特徴の本機だが、その実力はいかほどのものか。レビューしてみよう。【訂正】Amazon、解像度向上で軽量化も実現した「Kindle」新モデルを発売
アマゾンジャパンは、同社製電子書籍リーダー「Kindle」の最新モデルを発表した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.