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二酸化炭素濃度などを手軽に可視化! Apple HomeKitにも対応した空気品質チェッカーを試す山口真弘のスマートスピーカー暮らし(1/4 ページ)

スマートスピーカーやその関連デバイスについて、試行錯誤を繰り返しつつ、機能をバリバリ使えるようになる(予定)までの過程を、時系列でお届けする本連載。今回は、手頃な価格で多彩な空気品質を測定してくれるデバイスを試した。

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 「Qingping Air Monitor Lite」は、CO2に加え、温度/湿度/PM2.5/PM10などを測定して表示してくれる空気品質チェッカーだ。AppleのHomeKitに対応しており、測定データをiPhoneから参照したり、それらをトリガーに別の家電製品の運転も行えたりする。実機を購入したのでレビューをお届けする。


「Qingping Air Monitor Lite」。Amazonでの実売価格は6990円だ

多機能な空気品質チェッカー

 本製品は光学式のCO2チェッカーだ。多くのCO2チェッカーは、CO2の他に、温度や湿度を測定できるのが一般的だが、本製品はさらにPM2.5やPM10の測定にも対応するなど多機能なことが売りとなる。

 ボディーは小さな箱状で、正面のディスプレイに各測定値が表示される。天面には表示項目を切り替えるためのタッチ式のスライドバーがある。背面には電源ボタンがあることを除けば、極めてシンプルな外観だ。

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 電源はUSB Type-Cで、背面にポートが用意されている。ケーブルは本体側がUSB Type-C、電源側がUSB Standard-Aで、汎用(はんよう)品を用いているため、長さが足りなければ自前のケーブルに交換することもできる。


パッケージ。中国メーカーの製品だが日本語の文字も見える

付属品はケーブルと取扱説明書とシンプルで、ケーブルは汎用品だ

本体。正面の黒い部分がディスプレイになっている。ボディーサイズは約63.6(幅)×46(奥行き)×54.6(高さ)mmと片手で持てる。重量は約143gだ

背面。電源供給用のUSB Type-Cポートがある。その横には電源ボタンが並ぶ

天面にはタッチ式のスライドバーがあり、これを左右になぞって画面を切り替える

底面。HomeKit連携用のコードが印字されている

技適もきちんと取得している
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