総出力66W、2.4万円のパワフルなマルチメディアスピーカー「Edifier M60」をチェック LDAC対応で優良コスパ(1/3 ページ)
AUXやUSB Type-C、Bluetoothの接続に対応する小型のマルチメディアスピーカーだ。実売価格が2万3980円と手頃でありつつも、スマートフォンからデスクトップPCまで幅広い機器に対応している。
ヘッドフォンやイヤフォン、スピーカーなどを手掛けるEdifierの「M60」は、AUXやUSB Type-C、Bluetoothの接続に対応する小型のマルチメディアスピーカーだ。実売価格が2万3980円と手頃でありつつも、スマートフォンからデスクトップPCまで幅広い機器に対応している。本記事では実機を用いて使い勝手などをチェックしていこう。
コンパクトでかわいらしいデザイン
前回レビューした「Edifier MR3」は、音楽制作などを主体としたモニタースピーカーだったが、 M60はいわゆるマルチメディアスピーカーで、スマホやPCなどを接続した上で音楽や動画を純粋に楽しむ汎用(はんよう)的なスピーカーといえるだろう。
カラーバリエーションは今回試したブラックと、ホワイトの2色だ。表面はマット加工されている。この製品に限った話ではないが、ブラックはほこりが少し気になってしまうので、そういった観点でホワイトを選ぶのもアリだろう。
質感やデザインはどこか可愛らしく、部屋によくなじむという印象だ。MR3は高級感を感じるシックなイメージだったが、M60はポップな印象を受けるので、一般的なPCデスクとよくマッチする。
サイズは約100(幅)×147(奥行き)×168(高さ)mmで、MR3と比べて一回り以上小さい。Edifier M60のサイズ感であれば、卓上スピーカーとしてぴったりだ。
高さが低くなっている分、前面は非常にシンプルでツイーターとウーファーがあるのみだ。後ほど背面の写真を添えて詳しく紹介するが、AUX入力端子が背面にあるため、設置場所によってはケーブル接続がおっくうになるかもしれない。
電源ボタンやボリューム操作は右側のスピーカーユニット上部にタッチ式のボタンで行う。操作しない間はバックライトが消灯して小さなインジケーターだけが光るようになっているので、部屋の明るさを下げたとしても目立つことはない。
電源ボタンは1回タッチすると、モードがそれぞれBluetooth接続(インジケーター青点灯)、USB接続(インジケーター赤点灯)、AUX接続(インジケーター緑色点灯)の順に切り替わる。
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