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最大50%伸びる世界初の伸縮可能ディスプレイをLGが発表/リアルタイム音声翻訳機能「DeepL Voice」発表 日本語も対応週末の「気になるニュース」一気読み!(2/3 ページ)

うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。今回は、11月10日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう!

MicrosoftがCopilot+ PCのNPU対応のアプリ拡張を発表

 Microsoftは11月12日(現地時間)、Windowsが備える機械学習向けの低水準API「DirectML」を活用した、Copilot+ PCのNPU対応アプリをいくつか発表した。


Microsoftが、DirectMLを活用したCopilot+ PCのNPU対応アプリを発表した

 Copilot+ PCは、これまでQualcommのSnapdragon Xシリーズに限定されていたが、AMDおよびIntelプロセッサへの対応を11月から順次行うと発表していた。

 Adobeの動画編集ソフト「Premiere Pro」はβ機能として、DirectMLを使ってIntel Core Ultraプロセッサの機械学習効率を有効化し、オーディオを自動的にタグ付けできるようになった。

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 オーディオクリップを効果音/音楽/会話/環境音として分類できる。各クリップにはエッセンシャルサウンドパネルを開くバッジが付いており、そのサウンドカテゴリーに必要なパラメーターにすぐアクセスできるという。

 画像処理ソフト「Capture One」は、編集中の写真に対して別の画像のスタイルを適用できる「Match Look」、画像のトリミングを自動化できる「AI Crop」が導入された。

 画像編集ソフト「Affinity Photo 2」では、Snapdragon X EliteのNPUを活用した機能として、Object Selection(オブジェクト選択)が追加された。機械学習により画像内のオブジェクトを素早く分離/セグメント化することで、手動でレイヤーマスクを作成するという作業を省けるようになる。

Microsoftが全てのWindowsに対し月例のセキュリティ更新プログラムを公開

 Microsoftは11月12日(現地時間)、現在サポートしているWindows 11およびWindows 10の全バージョンに対し、月例セキュリティ更新プログラムの配信を開始した。

 Windows 11 24H2向けは「KB5046617」、Windows 11 23H2/22H2向けは「KB5046633 」、Windows 10(22H2/21H2向け)は「KB5046613」、Windows 10(1809向け)は「KB5046615」となる。


Microsoftが、Windows 10/11向けに11月度の月例更新プログラムの配信を開始した

 本更新プログラムでは、CVE番号ベースで89件の脆弱(ぜいじゃく)性に対応した。このうち深刻度を「Critical(緊急)」と評価しているのは以下の4件だ。

  • CVE-2024-43639:Windows KDC Proxy Remote Code Execution Vulnerability
  • CVE-2024-43625:Microsoft Windows VMSwitchの特権の昇格に関する脆弱性
  • CVE-2024-49056:Airlift.microsoft.comの特権の昇格の脆弱性
  • CVE-2024-43498:.NETとVisual Studioのリモート コードが実行される脆弱性

 また、以下の2件は深刻度は「Important(重要)」ながら、既に悪用の事実が確認済みとなっている。

  • CVE-2024-43451:NTLM ハッシュ開示スプーフィングの脆弱性
  • CVE-2024-49039:Windows タスク スケジューラの特権の昇格の脆弱性

 既に攻撃手法が知られている脆弱性も含まれており、できるだけ早めのアップデートを心掛けたい。

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