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Fire TV内蔵でリモコンも付属する新型スマートディスプレイ「Echo Show 15 第2世代」 1.6倍になった価格に見合う? 試して分かったこと山口真弘のスマートスピーカー暮らし(2/4 ページ)

Amazonから、壁掛けにも対応したスマートディスプレイ「Echo Show 15」の新モデルが登場した。従来機からの変更点や進化点を実機を使って比較してみよう。

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セットアップは一般的なスマートデバイスの手順と同様

 セットアップは一般的なEchoの手順と変わらないが、本製品はFire TVの機能が統合されていることから、本製品のセットアップの後半はFire TVのセットアップをほぼなぞった手順になっている。

 メーカーによると、従来モデルは動画の鑑賞に使われるケースが多かったとのことで、Fire TVの機能をほぼそのまま本製品に内蔵するに至ったようだ。動画を見られるということ自体は変わっていないが、大きくフィーチャーされるようになったことで、Fire TVを使える製品を探していて本製品に行き当たった……という出会いも、今後出てくる可能性はある。


電源を入れて起動する。既に壁などに取り付けられていることが前提となっている

言語選択、ユーザー補助機能の有効/無効の選択、Wi-Fiのセットアップ、AmazonのアカウントへのログインとEchoのセットアップではおなじみの流れが続く

場所の設定、タイムゾーンの設定を経て置き場所を選択する。既にEchoを導入済みであれば、リストにある部屋の中から選ぶだけでよい

デバイス名を設定した後で、表示される画像の種類を選択する。この後、必要に応じて家族のプロフィールを入力する

監視カメラ機能を使う場合は、ここで設定を行う。従来はこれでセットアップは完了しホーム画面が表示されたが……

今回の第2世代モデルでは、続けてFire TVのセットアップを行う流れだ

必要なアプリを追加する。この後に機能制限の設定も行う

付属のリモコンのペアリングを実行する

設定は以上で完了だ。ホーム画面が表示された

 セットアップが完了するとホーム画面が表示される。本製品は15.6型と画面サイズが大きいことから、画面の左半分はホーム画面、右半分はウィジェットが常時表示された状態になっている。必要に応じてこの右側のウィジェットをタップすると、それが全画面に拡大表示される仕組みだ。

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 また画面を上から下へとスワイプすると主要メニューが表示され、さまざまな操作を選択できる。本製品の操作のほとんどはこのメニューか、前述のウィジェットから始まることになる。この画面にいても呼び出せるこのUIはEchoではおなじみのもので、他製品の利用経験があるユーザーはすぐになじめるはずだ。

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