現代トレンドを反映しつつ、12万9800円スタートの良質なスタンダードPC「mouse B4-I5U01SR-A」を試す(1/3 ページ)
マウスコンピューターから、スタンダードなノートPC「mouse B4-I5U01SR-A」が発売された。実機を試して分かったことをまとめた。
マウスコンピューターの一般向けブランド「mouse」シリーズは、幅広い用途に向けて実用的なPCを手頃な価格で提供するモデルだ。今回紹介する「mouse B4-I5U01SR-A」は、現代のPCトレンドを取り込んだ実用的な仕様と高いコストパフォーマンスを両立させた14型のスタンダードノートPCとなる。実機を入手したので、性能や使い勝手を検証していこう。
CPUは定番の第13世代Core i5を採用 柔軟なカスタマイズも可能
本機のCPUはCore i5-1335Uを採用する。第13世代Coreプロセッサ(開発コード名:Raptor Lake)の中堅モデルで、ビジネス向けでは定番的な存在だ。
メモリはPC4-25600(DDR4-3200)で、ストレージはM.2 SDD(PCI Expressインタフェース)を備える。容量はBTOのカスタマイズが可能で、メモリは最大64GB、ストレージは最大4TBを2基まで内蔵できる。また、高性能なブランドSSDを指定して搭載することも可能だ。
標準の容量はメモリが16GB(8GB×2)、SSDが256GBとなる。メモリは一般的だが、SSDは一般向けPCとしては少ない。最低でも512GB、できれば1TB以上を選んでおいた方が良いだろう。
良質なアルミニウム製ボディーを採用
明るいシルバーのボディーは、アルミニウム製だ。派手さはないが、すっきりと洗練されたビジュアルで、皮脂が付着しにくい表面仕上げも好印象である。
ボディーサイズは、約311(幅)×239(奥行き)×19.6(厚さ)mm、重量は約1.41kgだ。特段軽量というわけではないが、持ち運ぶ用途にも十分対応できる範囲のサイズ感と重量に収まっている。
USB PD対応の小型軽量ACアダプターが付属
付属のACアダプターも、小型かつ軽量で持ち運びやすい。プラグ部を除く実測サイズは60(幅)×60(奥行き)×29(厚さ)mm、実測重量が171gだった。USB PD(Power Delivery)対応で、最大出力が65Wだ。本体背面のUSB Type-C端子が充電端子を兼ねる。
バッテリー駆動時間は、JEITAバッテリ動作時間測定法Ver.3.0による公称値で動画再生時が約6時間、アイドル状態で約10時間となっている。バッテリーレポートで確認したバッテリーの設計容量は60Whだった。
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