心地よいメモ書きから録音、ChatGPTによる要約、Kindleまで “仕事に使える”電子ペーパーAIスマートノート「iFLYTEK AINOTE Air 2」を試す:「目指せ↑ワンランク上の仕事術」デジモノ探訪記(2/4 ページ)
“AIスマートノート”をうたう「iFLYTEK AINOTE Air 2」という製品を試してみました。
目的に特化した使い方、だから素晴らしい
AINOTE Air 2の魅力は、その特化された用途にあります。議事録、要約、共有──このためのノートと言って過言ではないでしょう。
会議は「録音」ボタンを押せば、すぐに音声録音と文字認識、文字起こしが始まります。そして会議終了後、AIアイコンを押せば、ChatGPTと連動してそのまま議事録を要約できるというわけです。
要約した議事録の共有も簡単です。要約したページで「共有」ボタンを使い、Webで共有したりPDFに変換したりできます。Webで共有する場合、即座に表示されるQRコードを他の参加者に読み取ってもらえば、その場で共有できます。
翻訳しながらの文字起こしも可能です。例えば、英語で話された内容を日本語で文字起こししていく、といった具合です。
また、その会議に対する手書きメモの追加や、写真を撮って貼り付けておくといったことも可能です。文字起こしされたテキストをタップすると、その録音再生位置にも飛べるので、会議内容の振り返りや確認を簡単に行えます。
これらの録音、文字起こし、手書きメモ、写真などのデータは1つのノートとなり、「その会議」のまとまりとして管理できます。
録音データなどはAINOTE Air 2が提供するクラウドサービスと、シームレスなデータ同期が可能です。同期すれば、専用のスマホアプリから内容を確認することもできます。
そして、これらは基本的に時系列で管理されていきます。「週報」という表示があるのですが、作成や更新したタイミングが時間軸で表示されます。これが意外と便利で、「先週の火曜日に実施した会議の内容は……」など、目的のデータを探しやすくなっています。私は「時系列順」というのは最強のソートキーだと考えています。
もちろんこうした作業は、スマホやPCなどでもうまく組み合わせれば実現可能です。しかし、AINOTE Air2を使えば、一連の流れが既に出来上がっています。余計な操作をせずとも、目的が達成できる。結果的に作業時間が短縮でき、会議をすればするほど、その効果を実感できることでしょう。
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