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「ノモの国」でパナソニックグループが次世代の子どもにアピールした理由 「大阪・関西万博」のパビリオン訪問記大阪・関西万博(3/5 ページ)

ゴールデンウィークに入ってにぎわいを見せている「大阪・関西万博」。今回はパナソニックパビリオンを訪問した。

体験者それぞれをチョウに見立てて360度シアターを楽しむ

 ZONE3での体験が終わると、目の前には、大きな滝が現れる。

 これは、同社独自の超微細ミストである「シルキーファインミスト」を用いて、約7(幅)×3.5(高さ)mという大きさの滝を再現したものだ。ミストをスクリーンとして活用し、そこに高輝度プロジェクターを使った演出を加えることで、滝の流れが変化したり、チョウが舞ったりといった様子を見ることができる。

 体験者は、この滝を勇気を持ってくぐり抜けることで、次のZONEに行くことができる。

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目の前に大きな滝が現れた。シルキーファインミストと高輝度プロジェクターを使った演出だ

大きな滝をくぐって、最後のZONEに進む

 ZONE4は、「大空へ」と題したエリアだ。

 ZONE全体が没入型シアターとなっており、台座に結晶を置き、葉っぱ(うちわ)で扇ぎ、風を起こすと、その風に乗って自分のチョウが舞いあがり、他のチョウたちと一緒になって音を奏で合うことになる。この動きが、ZONE内に新たなエネルギーを生み、空からミストの輪が降り注ぎ、体験者は開放された空間にいることを感じることができる。

 ここでは、21台の高輝度プロジェクターを利用して、360度の空間に映像が投影される。クライマックスシーンでは、ボルテックスリングを活用して、映像が照射された直径約1.3mのミストの渦輪が、天井の5カ所から降り注ぐことになる。


ZONE4は「大空へ」だ。まずは、ここに結晶をセットする

台座に結晶を置いて、葉っぱで扇ぐとチョウが舞い上がる

結晶から、体験者それぞれに異なる形や色のチョウが飛び立つ

天井からはミストが降り注ぐ

360度の没入型シアターとなっており、さまざまな演出が行われる

 体験が終了し、結晶を指定の場所に返却すると、それぞれの体験結果が反映された「Unlockカード」をもらえる。カードにはQRコードが記載されており、スマホなどを使ってアクセスすると、ノモの国で体験した様子を振り返ることができる。


体験が終わると最後のコーナーに移る

ここで結晶を返却する

返却するとUnlockカードをもらうことができる

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