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手のひらサイズのミニデスクトップPC「GEEKOM GT13 Pro 2025 エディション」を試して分かったこと(1/3 ページ)

小型PCを豊富にラインアップしているGEEKOMから、14コア20スレッド対応のCPUを搭載した「GEEKOM GT13 Pro 2025 エディション」が発売された。実機を試して分かったことをまとめた。

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 ミニPCを多数手がけるGEEKOMが、プロ向けのハイエンドモデルとなるGTシリーズの新モデルとして、Intel Core i9-13900HKを搭載した「GEEKOM GT13 Pro 2025 エディション」を発売した。メモリは32GB、ストレージは1TBの構成で価格は9万9900円(原稿執筆時)だ。

 GEEKOM GT13 Pro自体は2024年に発売されていたもので、CPUはIntel Core i9-13900Hを搭載していた。2025年エディションでは、CPUがCore i9-13900HKになったが、それ以外に変更はない。

 今回、新しいGEEKOM GT13 Pro 2025エディションを試用する機会があったので、簡単に紹介していこう。

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Core i9-13900HKを搭載した「GEEMOK GT13 Pro 2025エディション」

小型ボディーでVESAマウントアダプターも付属

 外観はGEEKOM製品では見慣れたもので、「GEEKOM A6/A7/A8」と共通だ。この辺りは上手くパーツを使い回すことで、コストダウンを図っているのだろう。本体はアルミ製のボディーを採用しており、安っぽさは感じない。サイズは約112.4(幅)×112.4(奥行き)×37(高さ)mmで、片手に収まるコンパクトさだ。


片手で楽に持てるボディーサイズ。重量は実測で424gだった

ボディーはスクエアで、約112.4(幅)×112.4(奥行き)と従来モデルから変更はない

GEEKOM GT13 Pro 2025 Editionのパッケージ

底面は樹脂製で、この部分に無線LANやBluetoothのアンテナが入っている。ネジ穴はVESAマウントプレート(75mm/100mm兼用)の取り付け用だ

付属品一式。ACアダプターは最大120W出力で、サイズは実測で65(幅)×98(奥行き)×25(高さ)mmある。電源端子はアース付きの3ピン仕様だ。VESAマウントプレートやHDMIケーブルなどが付属する

ゴム足を外すとネジが現れる

底面のカバーを外したところ。おそらくESM対策のためのプレートがある。このプレートはSSDの放熱板も兼ねている

底面のカバーとプレートを外すと内部パーツにアクセスできる

メモリやSSDモジュールを省いた状態
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