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手のひらサイズのミニデスクトップPC「GEEKOM GT13 Pro 2025 エディション」を試して分かったこと(2/3 ページ)
小型PCを豊富にラインアップしているGEEKOMから、14コア20スレッド対応のCPUを搭載した「GEEKOM GT13 Pro 2025 エディション」が発売された。実機を試して分かったことをまとめた。
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豊富なインタフェースを用意 最大4画面出力にも対応
プロセッサには、第13世代のIntel Core i9-13900HKを搭載する。従来モデルのCore i9-13900Hとベースは同じで、オーバークロックに対応しているというのが違いだ。14コア(6基の高性能コアと8基の高効率コア)20スレッドで、Pコアのベースクロックは2.6GHz、最大で5.4GHzのハイエンド仕様だ。
メモリは32GB(16GB×2/DDR4-3200)で最大64GBまで増設可能だ。ストレージはPCIe 4.0 x4対応のM.2 SSD(容量は1TB)を搭載する。中央にはType 2242サイズの空きスロットがあり、M.2タイプのSATA SSDなどを増設できる。
SSDの下に無線LANモジュールが装着されている。モジュールはAW-XB591NFで、MediaTek MT7922A22Mを備え、Wi-Fi 6E対応の無線LANとBluetooth 5.2を利用可能だ
インタフェースは、ボディー正面に2基のUSB 3.2 Gen 2 Standard-A端子とヘッドフォン端子、背面にUSB 3.2 Gen 2 Standard-A、USB 2.0 Standard-A、USB 4 Gen 3 Type-C×2、有線LAN(2.5GbE対応)、HDMI 2.0出力×2の各端子を備えている。向かって左側面には、SDメモリーカードスロットもある。
2基のHDMI出力とUSB4端子を利用すれば、最大4画面の4K(3840×2160ピクセル)の同時出力に対応している。HDMI単体では8K出力も可能だ。
背面にはUSB 3.2 Gen 2 Standard-A端子とUSB 2.0 Standard-A端子、USB 4 Gen 3 Type-C端子が2基、有線LAN(2.5GbE対応)端子、HDMI 2.0出力×2を備える
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